レース展望・予想

スピード生かしてサイモンロード「東海桜花賞」(名古屋競馬)

2013/04/05

4月5日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは重賞「第53回東海桜花賞」(名古屋競馬場1400メートル)です。

名古屋競馬春の名物レースに好調馬がそろいました。勝ち馬には今月下旬に行われる、かきつばた記念JpnIIIの優先出走権が与えられます。

サイモンロード(牡5、角田輝也厩舎)は2月の梅見月杯で一気に逃げ切って、名古屋の重賞を初制覇しました。底力を見せたのは3月の名古屋大賞典JpnIIIです。強敵のJRA勢には敗れましたが、それでも地方馬最先着の4着に粘り込みました。直線まで先行したスピードはなかなかのものがありました。今回は距離が1400メートルに縮まりました。身上のスピードが思う存分生かせるレースになるでしょう。

ただ、今回はテンのスピードに自信を持っているデジタルゴールド(牝6、角田輝也厩舎)がどんなレースに出るかにも注目が集まります。ここ3戦はオープン特別で3連勝を飾っています。デジタルゴールドが逃げて、サイモンロードが追いかける展開がまずは考えられます。

両馬が競り合うような展開になるとメモリージルバやトウショウクエストが浮上してきます。メモリージルバ(牡4、塚田隆男厩舎)は名古屋大賞典では追走に手間取りましたが、今回のメンバーなら切れ味を発揮してくるでしょう。トウショウクエスト(牡8、金沢・佐藤茂厩舎)も3、4番手につければ、しぶとさを見せるはずです。

兵庫から遠征してきたエーシンエフダンズ(牡9、橋本忠男厩舎)やワールドハンター(牡9、橋本忠男厩舎)も警戒が必要な底力を持っています。

近況の走りに好感が持てるブライトシンプー(牡4、藤ケ崎一男厩舎)も展開がはまれば、侮れない存在になるかもしれません。

このほか好調の波に乗っているミヤジメーテル(牝5、今津博之厩舎)や追ってしぶとい金沢のトウショウジオン(牡7、佐藤茂厩舎)、前走の走りに見どころがあったマイネルセグメント(牡4、川西毅厩舎)、往年の名選手・キングスゾーン(牡11、原口次夫厩舎)など、伏兵陣も多彩なメンバーがそろっています。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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