レース展望・予想

三冠馬の全弟が2歳王者襲名なるかクラグオー「北海道2歳優駿」(門別)

2012/11/08

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8日(木)のメイン第10レースは北の2歳ダート王者決定戦「第39回北海道2歳優駿JpnIII」(1800メートル・発走予定=19時55分)。

生産者や馬主名を見る限り「中央競馬の重賞?」との錯覚すら抱きそうになる、煌びやかなメンバーが顔をそろえた頂上決戦ですが、そこに入っても十分に勝ち負けを期待できる“道営ブランド”「クラ軍団」が送り込んだ大器、クラグオー(牡、堂山芳則厩舎・父クラキングオー)の王者襲名に期待します。その全姉は、言わずと知れた三冠馬クラキンコ。ホッカイドウ競馬史上初めて牝馬で三冠を制した姉は、短距離でも高いパフォーマンスを発揮できる馬で、いわば「中から短距離向き」なのですが、この全弟クラグオーは「中から長距離向き」で、パワーの面においても世代トップ級の能力を見せ続けてきました。前哨戦のサンライズカップを押し切り、上位人気確実のジェネラルグラントには6月27日のオープン特別で惜敗しているものの、その時は早めに先頭に立って相手が来るのを待つようなかたちになってしまい、決め手勝負で屈した結果でした。今回はJRA勢の出走もあって道中から速い流れで進むのはほぼ間違いなく、流れが遅いと集中力を欠くきらいもあるクラグオーにとっては絶好の展開となりそう。早めのスパートから跳びの大きさを活かせる「スピードの持続力比べ」に持ち込めれば、前走・鎌倉記念2着惜敗の鬱憤を晴らす優勝ゴールも十分に期待できることでしょう。

相手はもちろん、前記ジェネラルグラント(牡、廣森久雄厩舎・父ロージズインメイ)を筆頭に、サンライズカップでは届かず2着だったアウトジェネラル(牡、廣森久雄厩舎・父アドマイヤドン)、デビューから無敗3連勝&重賞2連勝中の大物牝馬カイカヨソウ(牝、廣森久雄厩舎・父ティンバーカントリー)の「社台グループ生産馬」たちが有力でしょう。

戦歴の浅いJRA勢は、今季の強力道営2歳馬を相手にすれば、ひとまず苦戦を強いられる可能性が高いように感じます。

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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