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レース展望・予想
末脚一閃、混戦断つかロクイチ「エーデルワイス賞」(門別)
2011/10/12
13日(木)のメイン第11レースは、2歳牝馬による「第14回エーデルワイス賞JpnIII(ハービンジャー賞)」(1200メートル・発走予定=20時00分)。
今年のホッカイドウ2歳勢は、夏のJRA北海道シリーズでは、函館・ラベンダー賞での繰り上がりによる2、3着(ステルミナート、ウィナーズマックス)以外はあまり芳しい結果を残せなかったように、正直、例年と比べて少し見劣る感じの陣容。それだけに、昨年までJRA勢とほぼ互角に渡り合ってきたこのレースに関しても、今年はJRA勢優位との下馬評になっています。
しかし、ここでの注目馬は道営馬ロクイチスマイル(田中淳司厩舎・父クロフネ)です。7月19日のデビュー戦を好発から楽々逃げ切り、1分00秒5というハイレベルな時計を叩き出した好素材。2戦目に選んだ地元牝馬重賞のリリーカップ(1000メートル)では、最内枠に入ったことで超ハイペースのなか、引くに引けないかたちのハナ争いとなってしまいゴール前失速の5着。続く3戦目はJRA札幌の2歳500万円以下(ダート1000メートル)に挑み、ここでは逆に致命的レベルの出遅れで最後方からになりながら直線で鋭く追い込んで4着まで押し上げました。すなわち、近2走はまったく自分のかたちにならなかったにもかかわらずキッチリと掲示板は確保しており、その能力の確かさを裏づけるレースだったと言えるのです。もともと、能力検査では好位のインに控えて直線で内から鋭く突き抜けるという、2歳馬らしくない、ちょっと大人びた走りを披露していた好素質馬。今回はさすがにハナ争いに巻き込まれるようなことはないはずで、道中混戦から激しい追い比べのなか脚をため、真価発揮の直線一気を決めてくれる可能性は決して低くないはずです。
やはり強敵はJRA勢で、デビュー2連勝で前走ロクイチスマイルも振り切ったシェアースマイル(栗田徹厩舎・父プリサイスエンド)や、新潟ダート1200メートルの新馬戦を先行策から快勝したスピード馬フリスコベイ(和田正道厩舎・父Hard Spun)の2頭が特に有望。昨年のリアライズノユメに続くJRA勢連覇の可能性も十分ありそうです。
他の道営勢ではリリーカップをレコード勝ちで外め枠が合うレイモニ(角川秀樹厩舎・父サムライハート)や、牡馬混合のブリーダーズゴールドジュニアカップ2着や牝馬重賞フローラルカップ2着など重賞でトップ級牡馬にも見劣らない結果を出しているシーキングブレーヴ(谷口常信厩舎・父シーキングザダイヤ)らも伍して戦える能力は秘めているはず。一昨年オノユウ以来2年ぶりの地元馬Vに期待したいところです。
(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)
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