レース展望・予想

初物づくしでもイブニングラッシュ「ジュニアGP」(盛岡)

2011/09/17

18日(日)メイン第10レースは2歳馬の地方全国交流重賞・テシオ杯「第13回ジュニアグランプリ(ダンスインザダーク賞)」(芝1600メートル)。

今年、遠征馬は北海道からイブニングラッシュ(牡、林和弘厩舎)1頭のみですが、過去最高レベルともっぱらの噂。4戦2勝、2着2回と連対パーフェクトもさることながら、前々走2着が強烈。道中、内に包まれた上、3コーナーで前がふさがる不利。それを見事はねのけて直線一気。わずかアタマ差届きませんでしたが、周囲の度肝を抜きました。長距離輸送、初コース、初の芝、初距離と常識的には不安要素ばかりですが、絶対能力で克服しそうです。

岩手勢がつけ入る隙があるとすれば、地の利を生かせること。トライアル・若鮎賞で逃げ切ったワタリドラゴン(牡、村上実厩舎)は、芝1600メートルを経験した点が強み。鞍上・村上忍騎手も「芝が合うし、距離が延びて持ち味を出した」と若鮎賞優勝後、コメントしていました。

ハルトリーゲル(牝、城地俊光厩舎)、マーライオンパーク(牡、佐藤雅彦厩舎)は若鮎賞4、5着で、ビギナーズカップでは2、3着。上昇は見込めないかもしれませんが、完成度の高さで上位を狙っています。

未知の可能性を託すとすればリアルサンボーイ(牡、佐藤晴記厩舎)でしょう。今年の北海道トレーニングセールで激しく競り合った上に落札され、デビュー前から期待を集めた1頭。初戦のダート1000メートルを余裕で快勝しました。その後、2カ月ほどレース間隔がひらきましたが、乗り込み量に不足はなし。フォーティナイナーズサンの初年度産駒でダートより芝向きと言われていただけに、アッサリか、はたまた凡走かの両極端が考えられます。

(文/松尾康司)


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