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レース展望・予想
エーシンvsメイショウ「ブリーダーズGC」(門別)
2011/08/10
11日(木)のメイン第11レースは“夏の祭典”「第23回ブリーダーズゴールドカップJpnII」(2000メートル、発走予定=20時00分)。
JRA勢の上位独占が続いている一戦ですが、今年はそのJRAからトップ級の参戦がなく、道営三冠馬クラキンコ(牝4、堂山芳則厩舎)や昨年の羽田盃馬シーズザゴールド(牡4、大井・荒山勝徳厩舎)らの上位食い込みを期待したくなる組合せとなりました。とにかくJRA勢で重賞勝ちの実績があるのはロールオブザダイス(牡6、鹿戸雄一厩舎)だけ。そのロールオブザダイスもしばらく不振が続いている現況だけに、高知のグランシュヴァリエが3着に食い込んで大波乱となった、昨年の盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIのような結果になる可能性も決して否定はできなさそうです。
とはいえ、過去10年の結果からは、やはりJRA勢中心の組み立てが無難なことも事実。なんと当日の朝にJRAで36年ぶりの馬インフルエンザが発表され、JRA全馬が急きょ競走除外となった07年(第19回、優勝=北海道・ギルガメッシュ)以外はすべてJRA勢が優勝。地方勢は馬券圏内に拡大してみても02年トーホウエンペラー(岩手)、06年ジンクライシス(北海道)が3着に食い込んだのが最高の成績です。地方勢には厳しい結果が続いているわけですが、こと馬券という観点では、過去10年で馬連複「4ケタ配当」は02年のただ1度だけ。逆に馬連複「5倍以下」の決着は8度に上ります。いわゆる「銀行レース」の傾向は一目瞭然、本命党の皆さんにとっては待ちに待った一戦かもしれません。
近年、JRA1600万円以下あるいは1000万円以下で頭打ち傾向となっての移籍馬が道営記念を勝っている(昨年オネストジョン、一昨年コパノカチドキ)傾向からは、重賞勝ち実績のないJRAオープン馬でも道営勢を圧倒できる可能性が高そう。最も注目を集めそうなエーシンモアオバー(牡5、沖芳夫厩舎)は一昨年の夏~秋にかけ、3歳未勝利から破竹の5連勝。オープン特別も2連勝したのですが、そのコースは札幌&東京のダート。いずれもコーナーが緩く、先行馬がスピードに乗って直線に入れる点は門別コースも共通なだけに、下馬評通りの実力を発揮して待望の重賞初Vを決める可能性も低くなさそうです。
川崎記念JpnI(2100メートル)2着、前走マーキュリーカップJpnIII(盛岡ダート2000メートル)2着の実績はエーシンモアオバー以上とも評価できるJRAメイショウタメトモ(牡6、武田博厩舎)が当然強敵。世界のトップ級騎手によるチーム対抗戦・シャーガーカップ(イギリス)の世界選抜チームの一員として勝ち星を挙げ、フランスから戻ってきた武豊騎手の凱旋Vも期待できそうです。
実績では一枚落ちるものの、直線長い門別コースで持ち前の末脚を生かせそうなJRAシビルウォー(牡6、戸田博文厩舎)ほか伏兵陣の食い込みにも警戒が必要でしょう。
地方勢では実績上位のクラキンコ&シーズザゴールドがどこまで頑張れるか注目です。
(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)
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