レース展望・予想

重賞級の好メンバー、復権の狼煙あげるかコパノカチドキ(門別)

2011/08/09

10日(水)のメイン第12レースはスタリオンプレミアムシリーズ「ハーツクライ・プレミアム」(オープン、1800メートル・発走予定=20時35分)。

翌日に「夏の祭典」ブリーダーズゴールドカップJpnII(2000メートル)が組まれており、コスモバルク記念&星雲賞連勝のクラキンコや、赤レンガ記念1、2着のリフレックス&リノヴァティオをはじめ道営勢は6頭が出走することになっているのですが、昨年来の「オープンの層の厚さ」を示すように“裏番組”であるコチラにも重賞と見まごうような好メンバーが集結しました。

有力馬が五指に余るような魅力的な組合せですが、特に注目したいのは2009年ホッカイドウ競馬3歳以上年度代表馬コパノカチドキ(牡8、角川秀樹厩舎)。一昨年の道営記念を4馬身差で圧勝、不振に苦しんだ昨年も最後にはキッチリ帳尻を合わせるように同レースで2着に追い込んで、三冠馬クラキンコ(1番人気)に先着。冬場の南関東遠征でも暮れのオープン特別で実力馬ロイヤルボスの6着に健闘するなど、まだまだ一線級で戦えることを示して北海道に帰ってきました。そして今季初戦のコスモバルク記念では、中団からグイグイ末脚を伸ばして3着を確保。新旧交代を果たしたクラキンコには先着されたものの着差はクビ+1馬身と小さく、地元重賞でなら常に勝ち負けに持ち込める底力を再認識させる力強い走りでした。その後、少し間隔は開きましたが、狙ったレースに向けてキッチリ仕上げてくる角川厩舎だけに、約3カ月ぶりの実戦でも自分の走りは見せてくれるはず。今回鞍上を任された山口竜一騎手は、過去に2度跨って3、2着と相性も上々で、砂が補充されて底力が問われる馬場状態になっているのも好材料でしょう。この馬が最も輝いた、09年道営記念以来約1年9カ月ぶりの勝利をつかむ可能性も十分ありそうです。

強敵はやはり、前走赤レンガ記念でも3着に食い込んだシンワラヴ(牡6、安田武広厩舎)でしょう。転入初戦のファルブラヴ賞では元JRA準オープン馬ダイワルビア(牡7、堂山芳則厩舎)に競り負けましたが、赤レンガ記念はリベンジを果たして大きく先着。叩き3戦目で、コース慣れも加味すれば、今回は待望の転入後初勝利も十分に狙えそうです。

伏兵陣も多彩で、前記ダイワルビアのほか昨年の瑞穂賞勝ち馬カゼノコウテイ(牡8、山田和久厩舎)や、2走前ディープインパクト・プレミアム2着の再現を狙うチュニジアンブルー(牡5、田中淳司厩舎)らも決して侮れない存在。激戦必至の好カードです、お見逃しなく!

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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