ヒロインズカップ

ヒロインズカップ 発走時間 18:20
ヒロインズカップ
予想印
著名人予想
               
1 1 シンエイボブ        
2 2 ナカゼンガキタ
3 3 ニセコヒカル    
4 4 アーティウィング    
5 5 ヒメトラマジック    
6 6 フォルテシモ ×  
7 7 ミソギホマレ ×  
8 ダイヤカツヒメ    
8 9 シャンハイオトメ        
10 サクラヒメ
須田鷹雄

須田鷹雄ヒロインズカップ予想

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ハンデ差が極端な一戦

本来ハンデを貰ってもよい立場の5歳馬が逆に酷量を課せられる一戦。連勝の勢いがあるといっても(10)○サクラヒメは10コースもあり自信をもって軸には推せない状況。

一方、ハンデにお得感があるのが(2)◎ナカゼンガキタ。A1で勝ち負けできる馬が780キロなら、このメンバーでは明らかに有利。藤本騎手に戻したここは障害も注意深く仕掛けてくるだろう。

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
2 ⇒ 3・6・7・10 ⇒ 3・6・7・10(12点)
3連単 フォーメーション
3・6・7・10 ⇒ 2 ⇒ 3・6・7・10(12点)

【須田鷹雄:プロフィール】
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。

浅野靖典氏

浅野靖典氏ヒロインズカップ予想

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弥富に合うか合わないかを推理

昨年も今年も寒くなってから高速決着が続く状況。先日、某競馬場で水分タップリの馬場に入ったらとても歩きやすくて、いつもとまったく違う砂の感触に驚きました。なんとなく、今の帯広競馬場の走路がそんな感じなのではという気がします。砂が締まってソリの接地面が以前よりもめりこみにくくなっているような。しかし先週の開催が終わったところで、第1障害と第2障害の間に砂が足されるとのこと。そして今週は気温が低くても晴天となる模様。とすると、新しい砂の摩擦抵抗は先週までより増加すると予想できます。

そうは言っても、(10)サクラヒメにとってはそれがマイナス要素にはならなさそう。唯一の懸念は他馬より重い820㎏の荷物でしょう。圧勝したレディースカップより100㎏増。しかし相対的に考えてみると、ツラいのは逆に700㎏台のほうかも。しばらく考えましたが、サクラヒメを対抗以下にする理由が見つからないので素直に中心視します。

相手は選ぶのがなかなかシンドイですが、昨年4着の(2)ナカゼンガキタを指名。長期休養明けからの好成績と、昨年と同じ780㎏という点に期待します。(7)ミソギホマレは前走の天馬賞で無印にしてしまいましたが、昨夏からの善戦傾向を発揮した形で個人的にはチャレンジ失敗。牝馬限定戦の今回は無視できない存在といえます。(8)ダイヤカツヒメは一気の重量増が微妙でも「砂が増えても大勢に影響がなかった」という事態に備えて連下にマーク。(6)フォルテシモは昨年が臨戦過程的に狙いにくい感じでしたが、単勝5番人気で勝利。もしかしたら高重量戦に強いタイプかも、という可能性に警戒しておきます。

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
10 ⇒ 2・6・7・8 ⇒ 2・6・7・8(12点)
3連単 フォーメーション
2・6・7・8 ⇒ 10 ⇒ 2・6・7・8(12点)
馬連 流し
10 ⇒ 2・6・7・8(4点)

【浅野靖典氏:プロフィール】
競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。

赤見千尋氏

赤見千尋氏ヒロインズカップ予想

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本命にしたのはナカゼンガキタ

しばらく超スピード競馬が続いている今季のばんえい競馬ですが、今回は馬場の砂を増量したということで、このタイミングで馬場傾向がガラッと変わる可能性があります。

(10)サクラヒメは能力、勢いともに圧倒的な存在ですが、さすがに820キロは厳しい気がします。
過去のヒロインズカップを振り返っても、フクイズミが800キロで勝ったのが最高で、他はすべて700キロ台。スピード馬場がどこまで続くかということにもよりますが、軽量で力のある馬を見つけたいと思います。

ということで本命にしたのは(2)ナカゼンガキタ。
昨年のヒロインズカップは大接戦の4着。今季は長期休養を挟んで10月に復帰し、好調を維持している印象です。
接戦になれば、重量差が活きるのではないでしょうか。 勢いのある(8)ダイヤカツヒメと(5)ヒメトラマジックも気になる存在。
ヒメトラマジックはここに来て2連勝と上昇中。
ダイヤカツヒメは12月のオークスで初重賞制覇を果たしました。
明け4歳とはいえ770キロは魅力です。 (7)ミソギホマレは今シーズンさらに力を付けて、牡馬相手に銀河賞を制覇、前走の天馬賞でも2着に頑張っています。
これまで一番重い重量は前走の740キロだったので、810キロというのは未知数にはなりますが、今の勢いならばこなしてくれるのではないかと期待します。 (10)サクラヒメは能力、勢いともに圧倒的な存在ですが、さすがに820キロは厳しい気がします。
過去のヒロインズカップを振り返っても、フクイズミが800キロで勝ったのが最高で、他はすべて700キロ台。スピード馬場がどこまで続くかということにもよりますが、軽量で力のある馬を見つけたいと思います。

昨年2着の(4)アーティウィングまで。 

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
2・5 ⇒ 2・5・8・7 ⇒ 2・5・8・7・10・4(24点)

【赤見千尋氏:プロフィール】
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。現在は競馬リポーター、ライター、そしてオッズパークの予想ブログ"赤見千尋のRed View"も好評執筆中。

斎藤修氏

斎藤修氏ヒロインズカップ予想

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重量有利なナカゼンかニセコか

(10)サクラヒメが第2障害2番手からほとんど持ったままで圧勝したレディースカップの再戦というメンバーだが、そのときとは重量設定が大きく変化した。レディースカップは710〜730kgでサクラヒメは720kgだったが、今回サクラヒメはそこから100kg増(!)、前走天馬賞からも80kg増の820kg。レディースカップ2着だった(7)ミソギホマレも810kgで、昨年2着だった(4)アーティウィングと、レディースカップ最下位だった(1)シンエイボブは800kg。それ以外の6頭は770kgか780kg。さすがに牝馬同士で最大ハンデ差50kgで、しかも一気の重量増で勝ったら化け物か怪物級だ。

中心は、昨年4着で、今年も同じ780kgで出走する(2)ナカゼンガキタ。昨シーズンはB1からA1で快進撃があり、今回もA1戦を勝って望む一戦だ。
同じく780kgの(3)ニセコヒカルにも期待。レディースカップは、サクラヒメ、(7)ミソギホマレと同重量で3着だったが、勝ったサクラヒメと12秒2差。それで今回40kg差がつけば逆転は十分可能だろう。
昨年760kgで2着だった(4)アーティウィングは、その後、カーネーションカップを勝った。オープン格付けになって800kgなら相手関係的にもこなせそう。
サクラヒメは前述のとおりトップハンデ820kgでは、さすがに頭まではないだろう。
(5)ヒメトラマジックはA2戦連勝で力をつけていると見る。
昨年の覇者(6)フォルテシモは、その後勝ち星がないが、レディースカップで2着ミソギホマレからそれほど差のない4着ならここでも上位食い込みの可能性はある。

【斎藤修氏:プロフィール】
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。

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