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2018年3月29日   名古屋大賞典(Jpn3・指定交流) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   初戴冠へ 4歳サンライズソア
全国公営競馬専門紙協会事務局

nagoya10.jpg◆中央馬の評価
メイショウスミトモは初の地方、2500mもなんのその、名古屋GPでは好位で折り合って進み、直線弾けた。新たな活躍の場ができた!? 近走の負けは相手関係…とはっきり言えないのは凡走もしばしばのタイプゆえだが、逆にハマればということでもある。コース経験を強みにしたい。

キーグラウンドは自己条件を一歩ずつという表現がピッタリ。勝った着差もクビ、半馬身、ハナ、半馬身と派手さはないがある意味勝負強いし、昇級当初はそこそこまででもその後2~4走目で一変のように決めるから馬券的においしい馬だ。初オープンの今回より2、3走後が狙い目?

サンライズソアは新馬勝ちは芝だが、ダート路線に転じて開花。重賞勝ちこそないものの、G3武蔵野S2着がキラリと光る。スッと好位につけられるのがいいし、ジャパンダートダービークビ差2着で地方の砂への適性も証明済み。デムーロ騎手とのコンビで初タイトルを獲りに来た!

ミツバは条件戦暮らしが長かったように感じるのはそれだけコンスタントに使えていたから。4歳6月の降級を契機に躍進を遂げている。マーキュリーC勝ちよりむしろJBCクラシック3着、チャンピオンズC0秒4差6着を評価。ここは重賞2勝目を視野に入れての参戦だろう。

モズアトラクションは芝の中距離を使われるも結局未勝利条件を勝ち上がれず。しかしそのまま居残り、路線をダートに変更すると④①①①⑤①着でオープンまで駆け上がってきた。「出世レース」と言われる名古屋大賞典にふさわしい? 鞍上はご存じ笠松のリーディング。不気味だ。

◆地方馬の評価
ブランニューは名古屋A級でも屈指の堅実派。前哨戦の梅見月杯では0秒4差3着とこれまでになく詰め寄り、あらためて相手なり度の高さを示した。名古屋GPは10着だったが、今回はそれ以上を目指す。

カツゲキキトキトはJDダービー⑥着に始まって白山大賞典⑥②着、佐賀記念④着、名古屋GP③③着と中央馬に伍して戦える地方馬の雄。名古屋大賞典は昨年0秒4差③着で、着差的には一番小さい。臨戦過程がいいとは言えぬが、そういう時の方が燃える馬だ。悲願へ向けていざ!

エーシンマックスは元を正せば芝5勝の中央オープン馬。当地では末脚を武器に早い段階でA-1組を勝ったが、それ以降がピリッとせず。実績的に距離延長は良さそうにも映るが、当地では結果が出ていないのが現実だ。

ドナルトソンは3歳暮れに南関東から当地B級にやってきて、1年もかからぬうちにオープンへ到達。ただ、ピークは4~5歳時。地元馬同士でも自分の競馬ができない現状で初の交流重賞に臨むこととなった。

ラインハートは中央時は芝の短距離が主戦場。昨秋から大井へ移り、その初戦・JBCレディスクラシックでララベル、プリンシアコメータの激闘に迫る3着で一躍、名を広めた。小回り向きとは言えぬレースぶりだが、短の差し馬は時にこなしてしまったりするから侮れない。

◆レースの見解
 中央馬の1~3着独占を8年で止めたのがカツゲキキトキト。さらに自信を増して…と言いたいところだが、千載一遇のチャンスと思われた名古屋GPでも中央馬の決め手に屈してしまった。今回は当時より臨戦過程がいいとは言えぬし、中央馬も強力メンバーとなっているだけに、馬券は中央馬からとなろう。1着候補はサンライズソアミツバメイショウスミトモ。さらにこの中ならと問われればデムーロ騎手で来たサンライズソアか。1600万を勝ち上がってきたばかりでという馬は過去にいないが、ダートに転じて勝ち出したモズアトラクションには要注意。キーグラウンドも押さえに用意。

◎サンライズソア
○ミツバ
▲メイショウスミトモ
△モズアトラクション
×キーグラウンド
×カツゲキキトキト

おすすめ買い目

馬単 5→6 6→5 5→1 1→5 6→1 1→6 5→9 6→9 1→9

 

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