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2018年3月20日   黒船賞(Jpn3)[指定交流] (高知競馬)  

高知競馬   第5レース   安定感光るブルドッグボス中心も、力差拮抗で難解な一戦。
全国公営競馬専門紙協会

kouti00.jpg【JRA所属馬の評価】
キングズガードは差しタイプだが、昨年の黒船賞が2着、5走前の南部杯が3着と地方小回りにキッチリと対応できている。極度の道悪になった場合がどうかも、昨年のプロキオンS勝ちや前走フェブラリーS小差の内容から力量自体は最上位。

グレイスフルリープは年齢とともにズブさが出てきているが、昨年挙げた2勝はいずれも2番手外から早めに押し切る競馬だったように、前付けさえできればまず崩れない。前走同様積極策をとりやすい外枠なら再度出番が望める。

コパノマイケルはオープン未経験ではあるが、近5走で4勝と勢いで脅威と成り得る存在。好走はすべて1200メートル以下でもコーナー4つの地方小回りなら粘り込める余地は十分にあり、雨馬場も考慮すれば厚いマークが必要に。

ラインシュナイダーは他のJRA馬と比べるとやや勢いに欠けるが、昨年の佐賀サマーチャンピオンを制していることから地方コースは得意と判断できる。強行日程でも軽視は禁物か。

【高知所属馬の評価】
ディアマルコは地元馬同士ならまず崩れることはないが、これまでダートグレードは5度挑戦してすべて大敗に終わっている。中央馬が相手となるとどうしてもスピード負けしてしまうだけに…。

サトノキングリーは昨年の黒船賞が7着馬に大きく水を開けられての8着。地元重賞でも思うような結果が出ない現状だけに、今年も劣勢は否めない。

ヴィンテージイヤーは昨年の黒船賞で中央勢に完敗。その当時と比べると今年は近走の勢いにも欠けるだけに、今年も苦戦は免れず。

ワイルドコットンは昨年11月に地元重賞を制し、今も目下3連勝中と地元勢では最も勢いがある。ただJRA在籍時は1000万下条件で頭打ちだっただけに、ここに入ると格で劣る感は否めず。

【他地区所属馬の評価】
ブルドッグボスは地方ダートグレードでは崩れ知らず。1200メートル戦と比べると1400メートル戦では若干詰めが甘くなるものの、少なくとも決め手が問われる東京コースの前走よりは今回の地方小回りの方が断然力を発揮できる舞台。JRA遠征馬との実績比較でも五分以上で、ここは十分勝ち負けが期待できる。

エイシンスパルタンは兵庫移籍初戦を楽勝しての参戦。その前走が初ダートだったが、バリバリの米国血統からもやはりダートでも問題なく力を発揮できるようだ。中央在籍時は芝重賞で二度3着内があった馬。実績面では今回のJRA勢と比較してもまったく見劣らない。

エイシンヴァラーは人気を集めた前走で崩れたが、その前走は悪天候の影響で輸送時間が長引いたことが多分に影響したようだ。2走前はダートグレードでそう差のない入線を果たしているだけに、前日入りに切り替える今回は変わり身注。

【見解】
 JRA遠征馬は各馬一長一短あり全幅の信頼までは置きづらい。それなら近走の安定感と充実振りが光る浦和ブルドッグボスが軸にピッタリ。雨馬場を考慮すると1400メートル戦は先行しやすい意味で却ってプラスに働きそう。キングズガードは前有利の馬場になると一抹の不安は残るが、実績面を考えれば上位評価が妥当。前走同様好枠を引いたグレイスフルリープも当然圏内。コパノマイケルは小回りコースなら相手強化にも対応可能か。ダートで真価発揮ならエイシンスパルタンも脅威で、近走不振ラインシュナイダーもコース適性を考えれば侮れない。

◎ブルドッグボス
○キングズガード
▲グレイスフルリープ
△コパノマイケル
×エイシンスパルタン
×ラインシュナイダー

おすすめ買い目

馬単 5→8 8→5 5→10 10→5 5→3 5→9 5→6 8→10 10→8

 

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