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【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕トウケイニセイ記念(M2)みどころ

2017/01/07

平成29年1月7日 

重賞  第17回トウケイニセイ記念(M2) みどころ
~ 平成29年1月9日(祝月) 水沢競馬場 15時15分発走 ~

岩手県競馬組合

レギュラーシーズン最後を飾る重賞「第17回トウケイニセイ記念」の枠順が確定しました!

中央ダート5勝はすべて1400m戦。適距離で本領発揮ナリタスーパーワンは6枠6番
北上川大賞典、桐花賞で連続2着。今度こそ重賞制覇なるかアントニオピサは1枠1番
みちのく大賞典、フェアリーカップを優勝。マイル戦は望むところミラクルフラワーは8枠9番
中央芝1600m2勝、芝1800m1勝。初ダートは地力で克服ゴットフリートは4枠4番!!

 1月9日(月祝)、レギュラーシーズン最終日を飾るマイル重賞「第17回トウケイニセイ記念」(M2)の枠順が確定しました。
 当初、登録があった昨年の覇者ラブバレットは兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)直後だったため自重。
 それによって一転して軸馬不在。どの馬が勝っても不思議ないメンバー構成となりました。

 過去5年、1番人気は<2.1.2.0>と馬券対象を果たしていますが、2012年は10番人気ヒカルジョディ―が優勝し3連単25万2560円。翌年13年も8番人気ティムガットが制し、3連単が36万8860円の特大万馬券が飛び出すなど、トウケイニセイ記念は荒れるレースで定評があります。
 ナリタスーパーワンは中央ダート5勝2着6回の成績でオープンに在籍。グレードレースにも4度挑戦した経験があります。
この実績を買われ、転入初戦の桐花賞で2番人気に支持されましたが、伸びを欠いて6着。落鉄のアクシデント、2000mの距離などが影響したかもしれません。
 しかし今回は守備範囲の1600m戦に加え、水沢コースも2度目。移籍当初から最大目標がトウケイニセイ記念ですから、今度こそエンジン全開。中央オープンの実力を発揮したいところでしょう。
 アントニオピサは中央4勝・準オープンから南関東2勝を経て転入。初戦の盛岡ダート1800m戦を逃げ切り、北上川大賞典、桐花賞で連続2着。抜群の安定感を誇っています。
 今度は距離が短縮されてマイルが舞台ですが、南関東2勝とも大井1600m戦。どんな競馬にも対応できるのが最大の強みです。
 近走成績、順調度ともメンバー中一番。メンバーが緩和され、待望の初タイトルを獲得するか期待が高まります。
 ミラクルフラワーは南関東から再転入後、4勝2着2回。古馬伝統のみちのく大賞典、牝馬重賞・フェアリーカップを制しました。
 ここ3戦とも2着止まりですが、条件も合わなかった印象。血統背景からも本質的にはマイラーと判断して間違いなく、水沢1600mはベスト条件。牡馬を蹴散らして再び重賞を手にする可能性も十分あるでしょう。
 ゴットフリートは中央芝3勝・準オープンから転入。近走もひと桁着順にまとめ、即戦力は確実。初ダート、初の小回りなど不安要素は少なくありませんが、絶対能力でアッサリのシーンまで考えられます。
 ほかにもマクリ脚が脅威の的スフィンクス、目下2連勝と成長一目デルマオカルなどの一発を秘めており、侮れない存在。
 岩手競馬史に残る名馬に敬意を表し創設された「第17回トウケイニセイ記念」の発走は9日、15時15分。冬休みに突入する最終日のマイル決戦は実力伯仲で激戦必至。熱闘、間違いなしです。

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