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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」第38回帯広記念(BG1)の結果

2016/01/02

2016年1月2日
帯広市

1月2日(土)「第38回帯広記念」(BG1)の結果 
~6歳馬オレノココロ号が初挑戦にて高重量戦を制す!~
~1月2日の売上は、帯広市単独開催後2番目の発売額~

 ばんえい十勝の「第38回帯広記念(BG1)」(4歳以上オープン)が帯広競馬場で行われ、単勝4番人気のオレノココロ号が優勝しました。
 道中はインフィニティー号が先頭でレースをひっぱりますが、ホリセンショウ号、キタノタイショウ号らどの馬も離れずにゆっくりと進みます。馬場水分は1.9%のものの午前中に降った雪の影響で表面がやや湿り気のある馬場となり、昨年より早いタイムで第2障害に到着します。
 まず先に仕掛けたのは、インフィニティー号とホリセンショウ号。一呼吸置いて、ニュータカラコマ号らが仕掛けます。さらに一呼吸置いてオレノココロ号らが仕掛けます。どの馬も900kg前後の高重量戦ともあり、障害で膝を付くなど苦戦しながら果敢に挑みます。
 一番手にクリアしたのはニュータカラコマ号。ホクショウユウキ号、インフィニティー号に続き、オレノココロ号が4番手で降ります。前を走るニュータカラコマ号が失速すると、後続馬が一気に押し寄せ、その中でもオレノココロ号が抜け出します。どの馬も力をふりしぼり止まりながらもゴールを目指します。ゴール間際にオレノココロ号が止まり、キタノタイショウ号が差を縮めますが、立て直したオレノココロ号が、2008年のナリタボブサップ号以来の6歳馬で「帯広記念」を優勝しました。
 この全国発売となった「帯広記念」の1レースのみの発売額は56,688,700円、1日の発売額は194,989,200円となりました。
 1日の発売額は、帯広市単独開催初年度の196,584,600円(2008年1月2日)に次ぐ発売額を記録しました。
 

<オレノココロ号のプロフィール>
 生年月日 :2010年3月22日(牡6歳)
 血統  :父ウンカイ 母富士姫 (母父クリフジ)
 生産者 :六車 實子氏
 馬主  :大森 勝廣氏
 厩舎  :槻舘 重人厩舎
 通算成績 :86戦27勝(うち重賞8勝)

  <鈴木恵介騎手のコメント>レースは高重量でしかもハンデを背負っていたので、馬の息を見ながらレースを進めました。午前中に降った雪は恵みでしたね。第2障害で膝を付いてしまいましたが、天板近くまで上がっていたので持ち直すことができました。910kg引っ張っている割には、かなり力強く歩いてくれたと思います。ゴール前に止まってしまいましたが、あそこまで行けば反応もしてくれると思ったので落ち着いて立て直しました。
 

 

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