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【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕第27回ダービーグランプリ 結果

2014/11/24

平成26年11月24日

〔重賞〕社台スタリオンステーション協賛/サンケイスポーツ杯
第27回ダービーグランプリ(クロフネ賞)結果

岩手県競馬組合

世代最後の重賞『第27回ダービーグランプリ』はドラゴンエアルが優勝!
待望の重賞を制し、今後に向けて視界良好!!

 11月24日(振月)、水沢2000mを舞台に地方競馬全国交流『第27回ダービーグランプリ』が行われ、川崎代表・ドラゴンエアルが鮮やかなマクリを決めて快勝。待望の初重賞を手にしました。

 レースは高知・クロスオーバーが果敢に逃げ、2番手バイザスターン、3番手外に金沢・ケージーキンカメ。5番手内にファイヤープリンス、6番手に1番人気ダンスパフォーマー。後方3番手にライズライン、2番人気ドラゴンエアルは後方2番手に待機しました。
 前半3ハロンは速い流れでしたが、4ハロン目からペースダウン。各馬が折り合いを欠く中、ドラゴンエアルは楽々と追走。残り800mから一気にペースが上がり、ダンスパフォーマーが徐々に前へ接近。それを見てファイヤープリンスもスパートをかけ、逃げるクロスオーバーに馬体を併せました。
 3、4コーナー中間で内ファイヤープリンス、外ダンスパフォーマーが並んで先頭。ドラゴンエアルも向正面からロングスパートをかけ、4コーナー手前で早くも前2頭を射程圏。
 直線を向いてダンスパフォーマーが粘るところドラゴンエアルがラスト100mで交わし、あとは一完歩ごとに突き放して2馬身差で勝利。
 完勝の内容で「ダービーグランプリ」を制し、通算2勝馬がうれしい初重賞タイトル獲得となりました。

 「もう少し前で競馬ができると安心してみていられるが、今日は吉原騎手がうまく乗ってくれた。忙しいマイルはあまり向かない。今後については白紙だが、1800m以上のレースになると思います」と高月賢一調教師はコメント。

 強烈な差し脚を武器とするドラゴンエアル。交流レースは総じてハイペース傾向が強く、流れさえはまれば大きなタイトルも決して夢ではないはずです。今後のドラゴンエアルの動向にご注目ください。

■ 勝利騎手コメント 吉原 寛人 騎手
「ペースを落とされたとき、ほかの馬は掛かり気味だったが、自分の馬がしっかりと折り合いがついていたし、揉まれない外にいたのでいい競馬ができました。縦長の展開にならなかったのも好都合。2コーナーからみんなが動いていくだろうから、それを見てスパート。直線手前でファイヤープリンスを捕らえた時点で勝てると思った。今年1月のニューイヤーカップで不利があって3着。悔しい思いをしたので、今回が正念場。思い入れのある馬でしたから、タイトルを取らせることができてうれしい。これからの成長も楽しみです」
 

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