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【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」岩手競馬における禁止薬物陽性馬の発生に係る記者会見概要
2014/05/03
平成26年5月3日
岩手競馬における禁止薬物陽性馬の発生に係る記者会見概要について
岩手県競馬組合
本日、岩手競馬における禁止薬物陽性馬の発生に係る概要及び発生経過並びに今後の対応等の説明のため、記者会見を行い、岩手県競馬組合 事務局長 熊谷正和より次のとおり説明いたしましたので、その内容等についてご報告いたします。
記
1 禁止薬物陽性馬の概要
(1)競走馬名
ハンサムボーイ号(サラブレッド系 牡・5歳 盛岡競馬場 熊谷昇厩舎所属)
(2)出走競走
ア 施行日・競走名
平成26年4月27日(日)
第2回水沢競馬第5日第4競走
イ 競走条件
サラブレッド系 一般 ダート1300m
1着賞金12万円
ウ 競走結果
10頭立 1着
2 検出された薬物
カフェイン(中枢神経を興奮させ、強心作用や利尿作用がある。)
3 発生の経過及び対応
(1)出走馬の禁止薬物検査については、出走馬のうち1着馬及び2着馬(11頭以上の出走の場合は任意に1頭追加)から検体を採取し、(公財)競走馬理化学研究所で禁止薬物の有無を検査しているところ。
(2)上記競走に出走した同馬については、5月2日、A検体から禁止薬物に指定されている「カフェイン」が検出された旨、(公財)競走馬理化学研究所より通知があったところ。これを受けてB検体についても追加で検査を依頼し、本日、午後2時40分頃、陽性反応の連絡を受けたところ。今回の場合は、1着馬1頭から陽性反応が出たもの。
(3)競馬組合としては、直ちに、内部に調査チームを設置するとともに、競馬法違反に該当する恐れがあることから、所轄の盛岡東警察署に通報したところ。
(4)今後、調査結果が判明次第、厳正に対処する。
禁止薬物の撲滅につきましては、昨年7月の発生以降、関係者が一体となって様々な再発防止のための対策を講じてきたところですが、このような事態が発生し、ファンの皆様並びに関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
岩手県競馬組合としましては、今後、一日も早く原因究明、信頼回復に努めるとともに、再発防止に向けた対策を講じて参りますので、何卒、引き続きご支援、ご愛顧くださいますようお願いいたします。