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10月25日 園田競馬★キャリーオーバー★:競馬専門紙の予想ブログ

 3日間すべて良馬場で行われた先週は勝ち馬に関しては特に脚質の偏りが見られなかった。ただ2週間前と比べると比較的差しが決まりやすくなってきた印象。当日の雨量次第では先行有利に変わる可能性もあるが、現時点では力関係や展開面重視で予想を組み立てる。

8R〈上位拮抗〉[6,10,3]
スーパーレインボー...2着数が極端に多い馬だが、前走は今までのもどかしさを払拭する圧勝劇。久々にハナを切っての競馬だったことからも、他馬のペースに合わせるよりは自分の気分に任せて運んだ方が好結果に繋がりやすいタイプに思える。今回も単騎逃げ馬不在なら昇級でも。
フラックス...昇級初戦は強力馬相手に僅差3着。長い距離でも上々のパフォーマンスを見せたが、移籍初戦1230M戦の勝ち振りがあまりに鮮やかだったことからも本質的には短差しタイプ。2走前は先行有利の馬場に泣いたが、距離短縮で改めて勝利を目指す。
エイシンミコノス...前走敗れはしたものの、先行有利の馬場で致命的な出遅れがあってのものだけに負けて強しと言える内容。昇級でも相手関係がそこまで強化された印象はなく、発馬さえ五分ならチャンスがあるはず。

9R〈順当〉[2]
プロジェクション...移籍初戦は大幅馬体増にもかかわらず、正攻法の競馬で勝ち馬と僅かクビ差2着。今回は中1週ながらも好時計の追い切りを消化し、ほぼ間違いなく馬体は絞れているはず。前走勝ち馬不在で上積みも十分となればここは順当に決める。

10R〈力差接近〉[2,9,8]
ヴァルディスーザ...短い距離の方が終いまで脚が鈍らないため、本質的に距離延長は割り引き。ただハナを切れれば話は別で、先行勢が手薄な上に内枠を引いた今回に限っては却ってチャンスが広がった。鞍上木村Jの中距離戦におけるスロー逃げの精度はかなり高い。
フォーネル ...前走は一気の斤量増だった上に、久しぶりに揉まれる形となったことで嫌気が差してしまった印象。前走から一転して今回は大外枠。展開利も見込めるだけにスムーズな先行策なら巻き返し必至。
シュエット...休み明け初戦がスローな流れを差しての3着好走。距離延長は好材料だし、2走目の上積みも見込めば当然勝ち負けとなりそう。ただ重賞を制した時もそうだったように、本来はインコースを立ち回りたい馬。外枠が響く可能性もあり過信は禁物。

11R〈やや混戦〉[10,4]
デンコウチャレンジ...休養前はリズムを崩していたが、この中間の能検では手応え余裕のまま好時計で走破。休養を挟みシッカリ立て直しに成功した印象で、元々夏場よりはこれからの時期の方が断然成績を上げるタイプでもある。現級は5戦3勝と力上位も明白でここは狙い目。
エンジェルラダー...前走はやや発馬が悪く、他に先行勢も揃っていたため後手後手の競馬になったことが着順を落とした要因。元々の持ち時計からすれば現級でも十分勝ち負けできるはずで、前走と比べ先行勢が手薄となったここなら3走前の再現が可能。

12R〈実力拮抗〉[5,11,4]
マサタケゴールド...切れる脚がない分どちらかと言えば勝ち味に遅いタイプだが、内々をロスなく運べば確実に上位争いができる馬。前走は勝ち馬の決め手に屈したものの今回は相手にも恵まれた感があるだけに、内目枠と斤量減なら押し切り有望。
フロリアード...絶好の外枠先行に持ち込んだ前走でも勝てなかったことを思うと評価は微妙だが、勝ち馬に早めからペースを上げられた分で終いが甘くなったことも確か。再度外枠に入った点は好材料だし、前走勝ち馬不在で今少し自分のペースで運べるようなら。
アポロジョージア...降級後も成績は冴えないだけに本調子を欠いている恐れもあるが、元々ムラが激しいタイプでレース運び次第では一変の可能性を秘める。距離延長と内枠を利してハナを奪えるようなら一気の浮上も。

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