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2018年2月 6日   佐賀記念(Jpn3) (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第10レース   良血ルールソヴァールが重賞初制覇へ
対馬大樹

saga04.jpg【中央所属馬の評価】
 クリノスターオーは一昨年の佐賀記念3着馬。佐賀コースを経験しているのは強み。地方遠征も豊富で昨年のダートグレード競走で掲示板を外していない点も評価できる。何よりMデムーロ騎手とのコンビは大きな魅力。57キロも不安なし。約2年10カ月ぶりの勝利を目指す。

 コパノチャーリーは前走の白山大賞典は出遅れて後方からの競馬。自分の競馬ができなかったのがすべて。2走前のオープン特別では2番手から抜け出して快勝。重賞でもこのメンバー相手なら差はないはず。鞍上も佐賀競馬場を熟知している川田騎手。巻き返しに注意したい。

 トップディーヴォは4走前にオープン特別勝ちを決めると、続くシリウスS(G3)で4着。前走の名古屋グランプリ(JpnII)で2着。ここに来ての地力強化は本物とみていいだろう。佐賀競馬場は初めてだが、小回りコースに対応するスピードがあるので心配ないだろう。中間の動きも良く、今のデキなら初タイトルは目前。

 マイネルバサラは前々走の浦和記念でヒガシウィルウィン(2017ジャパンダートダービー優勝)、オールブラッシュ(2017川崎記念優勝)のJpnI馬を破り、重賞初制覇を飾ったように、このメンバー相手なら力は一枚上の存在。アッサリ勝たれても不思議でないが、今回は負担重量58キロがカギになりそう。

 ルールソヴァールは前走で57キロを背負いマイネルバサラを一蹴。今回は同馬が56キロに対して、マイネルバサラは58キロ。2キロの斤量差は大きな同馬にはプラス材料。3走前にみやこS(GIII)で2着があり、JpnIIIなら力で見劣ることはない。JpnI馬サウンドトゥルーを兄に持つ良血。本格化した今なら好勝負必至。

【他地区所属馬の評価】
 キクノソルは中央時代に3度重賞に挑戦したが、いずれも二桁着順に終っている。園田移籍緒戦の前走で3着と善戦したが、ダートグレード競走では勝ち負けは疑問。

 フリビオンは昨年の西日本ダービー馬で昨年末の高知県知事賞では強豪古馬を撃破。現高知競馬の最強王者といっても過言ではない。ここまで21戦16勝、4着以下なし。ダートグレード競走初挑戦でJRA勢相手にどんな競馬をしてくれるのか、魅力一杯の存在。

 ミッキーヘネシーは遠征続きだが、デキは悪くない。ただ、ダードグレード競走では結果を残せていないだけに、今回もどこまで食い下がれるか。

【佐賀所属馬の評価】
 キョウワカイザーは昨年のこのレースで5着と善戦。その後も安定した成績を残し、前々走は中島記念を快勝。更にパワーアップしている今なら、昨年以上の走りも期待したいところ。

 デリッツァリモーネは佐賀で15戦12勝、2着3回と10割連対の成績だが、今回はダートグレード競走でこれまでとは相手が違う。56キロのここは正念場になりそう。

 アクロマティックはオープンで活躍しているが、まだ佐賀で勝ち星がない。相手強化の今回は苦戦ムード。

 コウザンゴールドは中間も順調に稽古を消化してきたが、ここは相手が強過ぎる。入着が一杯か。

【解説者の予想】
JpnI馬サウンドトゥルーを兄に持つ良血ルールソヴァールがここ目標に万全の仕上がり。オープン特別とはいえ、57キロで前走完勝。56キロで一線級不在の今回は重賞初制覇のチャンス。トップディーヴォは名古屋大賞典で2着とここに来て着実に力をつけている。小回りコースも問題なく,引き続き好勝負を期待。マイネルバサラは昨年の浦和記念の覇者だが、今回は58キロが鍵に。ただ力量差はなく、立ち回り次第で逆転は可能だろう。鞍上魅力のクリノスターオーコパノチャーリー。地方馬では昨年の西日本ダービー馬フリビオンも侮れない。

おすすめ買い目

馬単 1→5 5→1 1→10 10→1 1→9 1→7 1→2

 

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