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2018年1月24日   TCK女王盃 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   JBCレディスクラシックの再戦!巻き返すプリンシアコメータ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi05.jpg【中央所属馬の評価】
 JBCレディスクラシックでハナ差ララベルに敗れ涙をのんだプリンシアコメータ。続く前走クイーン賞は3馬身差、余裕残しの快勝だった。1800m1分51秒8は、過去10年で2番目の好タイムで、1分52秒台を切る勝ちタイムは9年ぶりだった。JBCと同斤55キロは有利な条件だ。

 ミッシングリンクは前走ダート1800mの1000万条件を完璧な逃げ切り。ダート2戦目で期待どおりの結果を出した。これまで3勝すべて1800mという距離適性の高さ。底が割れていないのは魅力。

 タガノヴェローナはJRA中距離ダートで3勝。前2走JBCレディスクラシック6着(1.2差)、クイーン賞4着(1.9差)もほぼ合格点の競馬ができた。上積み見込める明け4歳。早めに動いてどこまで食い下がることが出来るか。

 オールポッシブルは昨秋からダート参入。前々走の1000万では2番手から横綱相撲でインパクトが強かった。前走の三河特別は8着も0.7差。距離万能の良血。明け4歳の充実期で、現時点でどこまで通用するか楽しみ。

 ブランシェクールはJRAダート4勝。前走の成田特別は2400m戦で、スタート五分も早めにまくる競馬でパワーをみせた。母系が強く出た馬力型。格上挑戦だが牝馬同士なら。

【地方所属馬の評価】
 ララベルは地方馬初のJBCレディスクラシック制覇。ゴール際内へささりながらも闘志をみせた。今回も相手はプリンシアコメータ。JBCレディスクラシックの55キロ→今回57キロと斤量は増える点はマイナス要因だが、メンバー構成からは好勝負だろう。

 ラインハートは昨秋JBCレディスクラシック3着で新境地を開いた。上がり最速38秒4。流れひとつで突き抜けていた感触もある。続くクイーン賞3着で牝馬ダートグレード通用を証明した。前走はマイルで度外視。再び適条件。

 パーティードレスは前走転入4戦目で本来の切れをみせた。JRAダート5勝。1800mも血統・脚質からは克服可能。折り合って。 

 ローレライは前走豪快な差し切りでA級昇格。正直まだまだ格下だが、曾祖母ロジータらしい素質は感じる。1800m適性高い。

 エミノマユアクは前走2戦目を会心の差し切りも、今回ハードルが大きく上がった。転入前500万で足踏みの現実。追走厳しい。

 リボンスティックはいい脚一瞬、線の細さで頭打ちの近況。大井1800mも適条件とはいい難い。苦戦覚悟。

 ファイトユアソングは昨秋牝馬シリーズで大きなブレイク。結果4着の前走も上がりはメンバー中最速だった。良績は1700mまで。

 マテリアメディカは後方のまま無抵抗の大敗が続いて、もう久しい。心身とも頭打ち。追走で終了だろう。

 ダンシングは佐賀11勝ながら女王級の戦歴にはひと息遠い。力試しの遠征。善戦まで。

 ルナマティーノは船橋1勝から高知移籍。当地3勝ながらA級牡馬には歯が立たない。力不足。

【解説者の予想】
 JBCレディスクラシックの再戦だ。ララベルプリンシアコメータの一騎打ちムードだが、クイーン賞も完勝して勢いに乗る後者に注目したい。今回は2キロ差で斤量も有利になる。
 3番手以下は一長一短あるが、格下でも牝馬同士なら差はなさそうなミッシングリンク。チャレンジャーの立場になれば末脚生かせるラインハート

 ◎プリンシアコメータ
 ○ララベル
 ▲ミッシングリンク
 △ラインハート
 △パーティードレス
 △タガノヴェローナ
 △オールポッシブル

おすすめ買い目

馬単 9→5 5→9 9→12 12→9 9→11 11→9 5→12 12→5 9→8 9→10

 

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