Odds Park 競馬

　前走１着もさることながら、いずれも勝ちっぷりがいい面々。そんな中でも目立ったのはオーマイホース。中央500万条件からの転入だし、長期ブランク明けを叩いた。上積みも加味して連勝の期待。相手は２頭出しの厩舎の強弱が迷うところだが、戦ってきた相手からするとドナペリドットが筆頭か。そして笹野厩舎のラッレグラーレ、セイソに、水野厩舎のもう一頭レッドゼルク。川嶋厩舎では５歳でもミスターライジンの方を。

　オーマイホースはゲート内でうるさい面を見せたが、その後はまずまずで着差以上に強い勝ち方。順調さが何よりだし、Ｃ級なら特別でも。「久々の競馬を使った反動もなさそうだし、この中間も併走で厳しくやってきました。この条件でもいい競馬はしてくれるんじゃないですか」。

　ドナペリドットは前走は勝って当然の相手だが、先着を許した顔ぶれを見るとここでもと思える。相手なりに走れるのも魅力だ。「前走が楽な競馬だったのでダメージも残っていないし、いい状態で臨めそうだね。しまいは確実に切れるし、ここも展開次第で」。

　ラッレグラーレは使いつつの良化とブリンカー効果も相まって３走目で初勝利。もうワンパンチ欲しいが相手なりの走りもできそうなので。「ブリンカー効果もあって一走ごとに着順を上げてきた。動ける体になってきたのでは。前々で運べればこの条件でもやれるはずだよ」。

　セイソは14組の特別で壁に当たった格好だが、あの時は取り消し明け。今回は順調で好ムードを保てている様子。１組でも楽しみはある。「日程的には現状維持といったところだが、いい雰囲気を保てている。格上げ戦になるけど、前に行ってしぶとさを生かせれば」。

　レッドゼルクは中央時、そして北海道で走る前に長期のブランク。使いつつレース勘を取り戻してきたといったところか。時計も優秀だ。「まだ本調子とは言えないが、そんな状態で好時計を連発しているのだから地力は相当。また理想の枠順をもらったし、頑張りたいね」。

　ミスターライジンはスタートに課題を抱えるが、それを補える脚もそこそこある。好発を条件に狙ってみるのも手か。「稽古の反応も良くなってきたし、戻ってきているなという感触はあるね。勝ち組だとテンに置かれそうだが、ある程度流れてくれれば」。