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今年最後のメインレースは来年を見据える若駒が顔を揃えた２歳準重賞戦。ここはやはり重賞勝ち馬では只１頭参戦してきたシオジスターが中心に。二走前のヤングチャンピオンでも積極策で２着に粘り込んでおり、スンナリ先手を取れれば勝ち負けは揺るぎない。同じくヤングチャンピオンで３着に健闘したマナレアが相手候補筆頭。カイジンファルコン、ロンプフェイス、サッキーゼウスにも流れ次第で連圏のチャンスあり。

◎は⑨シオジスター。前走は中央芝条件戦に果敢に挑むも流石に荷が重かったか。しかしながら輸送の影響もなく状態は保っており、このメンバーならスムーズに自分の形に持ち込めれば勝ち負けは十分見込める。金沢プリンセスＣ覇者の実力を今年最終戦でキッチリと示したい処。

○は④マナレア。７月のデビュー戦をいきなり勝ち上がるもその後は一時伸び悩んでいたが、10月に２勝目を挙げて以降は重賞でも２戦連続で入着を果たす健闘を見せるなど堅実な走りを続けている。自在性のある脚質も強みであり、ここも上位争いは十分可能。

▲は③カイジンファルコン。休養明け緒戦こそいきなり重賞に参戦した事もあり大敗に終わったが、その後はデビュー時に２連勝していた頃の状態を徐々に取り戻しつつある。前走で控える形になってもソコソコの結果を出せたのは収穫。引き続き好勝負を期待。

△は⑧ロンプフェイス。前走では中央芝条件戦に臨むも完敗。それを含め近走は今一つ結果を出せていないが、９月の認定戦ではシオジスターやマナレアを相手に快勝していた。好調時に見せていた切れ脚が戻れば展開一つで上位圏進出も。

注は②サッキーゼウス。近走は好走するものの勝ち切れない状況が続いていたが、デビュー７戦目となった前走で漸く初勝利を挙げた。今回は準重賞という事もあり相手は一気に上がったが、前に付け巧く流れに乗れれば大駈け要注意。