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2017年11月22日   オッズパーク杯B2 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   主役不在の大混戦
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda01.jpg 水曜日のメインレースはB2クラスのフルゲート。メンバー的に抜けた馬がおらず難解戦。そんななか本命はゼットガガ。今年の4月から勝ち星は遠ざかっているが、成績は安定している。中間の動きも良く外枠も好材料。久々の勝利が見えてきた。相手候補は巻き返しを誓うイクシアと降級戦の前走でキッカケを掴んだモズミステイクの2頭。他には昇級戦でも能力は互角のペッシュカネルやスンナリ先行すれば怖いフロムミートゥユーライクエグザイルの差し脚にも注意が必要。

ゼットガガは兵庫に転入後5連勝をしたが、その後8戦未勝利。ただ、常に掲示板圏内に入っている。前走は3着だったが、勝ったエイシンタルトゥが4馬身差の強い内容だった。それでもこの馬自身は2着馬とはクビ差だった。この中間もいたって順調。もともと調教駆けするタイプの馬で多少時計の出やすい馬場ではあったが、それを差し引いても上々の時計、動きだった。今回は前走同様、良績のある外枠に入ったし、前走の様な強力馬が不在なので今度こそ決めたいところだろう。

イクシアは成績にムラがあり、なかなか手が出し辛い感じはあるが、2走前には2着にはいるなど力は上位に入る馬。前走は出負け気味のスタートで位置取りは少し後ろになってしまったし、終始外を回るロスがあった。調教で良い時計が出ている模様なのでデキ落ちは無さそう。好位のインコースでジックリ脚を溜める展開になれば十分巻き返しは可能だろう。

モズミステイクは過去にはA2クラスで2着にはいるなどの実績があった馬。しかしここ最近は二桁着順が続いたりして低迷気味だった。降級戦だった前走は最内枠を活かしスンナリ好位のインコースで追走。勝負所でも手応え十分で直線でも良い脚を使って2着と浮上のキッカケを掴んだレース振りだった。今回も前走の同じ様に好位のインで追走できれば連続好走は可能だろう。

ペッシュカネルは今回が昇級戦。前走のC1の特別戦では終いの伸びが案外で2着に敗れてしまったが、斤量が1キロ増えたことが堪えたことに加え、まだ勝ち星のない1700m戦ということも要因にありそう。今回は昇級戦と相手関係が強化されるが、能力的には十分通用して良いし、調教では好時計で変わりなく好調であることや、距離が1400戦に戻ること、斤量が54キロに戻ることなど魅力的は面が多い。

フロムミートゥユーは降級戦だった前走、スタートで後手を踏んだ形だったが、最内枠を活かしすかさず番手のインコースを確保。勝負所で騎手の手が動いていたが、直線で外に持ち出すとシッカリと伸びて2着。ここ最近は成績が今ひとつだったが、この2着をキッカケに浮上してくる可能性は十分に有り得るだろう。

ライクエグザイルの前走は勝負所から進出を開始し、4角過ぎで先頭に並びかけると直線でもシッカリと伸びで快勝。今回は昇級戦でこのクラスでは2着が最高着順。ただ、その2着はC1クラスを勝ち上がり昇級戦だったことを考えると今回も同じ条件なので勝った勢いそのままに好勝負になってもおかしくない。

おすすめ買い目

馬単 10→4 4→10 10→6 6→10 10→3 10→9 10→7

 

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