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2017年9月22日 秋の鞍(SPI)(トランセンド賞) (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 女王・宮下瞳とあらためて挑む ポルタディソーニ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
好位を取ろうと押していったぶん折り合いを欠いて末をなくしたポルタディソーニだが、今回は3歳馬同士。内で砂をかぶる競馬になったとしても巻き返してくれるとみて、あらためて主役に抜擢。遠征馬の上位は近走の成績がいいパフュームクラスタ、バンダイクブラウン。過去2年、牡馬が上位を占めているレースだけに、サンタンパ、ホープクリスエス、サザンオールスターあたりにも注目したい。
ポルタディソーニは初めての重賞はホロ苦い結果に終わったが、全国区の古馬牝馬に勝負を挑んだ結果。超一線級不在の3歳馬同士なら。「前走はスタート後に掛かり過ぎてしまった。今回は前を意識し過ぎず自分のリズムで運ぶことを心掛けたい。うまく流れに乗れれば最後の踏ん張りが違ってくるはず」。
パフュームクラスタは特筆すべき戦績はないが、ここにきての良化度にひかれるものがある。控えて競馬ができるのもこれまたいいので。「成長を感じるし、状態は高いレベルで安定。素質でもヒケは取らないから、好勝負を見込んでいい」。
バンダイクブラウンは逃げて3勝だが、中央の2着やクイーンCからすると単調な逃げ馬というわけでもなさそうだ。どんな形になっても。「せっかく選ばれたんだからぶざまな競馬はできないと思っている。状態に関しては何も問題ないし、攻め量も十分。力を出し切ってほしい」。
サンタンパは対古馬初戦の前走は夏負けだったし、時計も速かった。仕上がりは強調できぬが、展開は向きそう。一概に軽視もしづらい。「夏負けの兆候があったので暑い時季は無理せず休んでいた。ちょっとブランクの影響があるのか、攻め駆けするタイプにしては追い切りが平凡だったからね。今回は何とも…」。
ホープクリスエスは休み明けの6月以降はもうひとつだが、2歳時は認定2勝など(3200)。素質はヒケを取らない。そろそろ? 「前走はプラス体重が響いた感じ。それでこの中間はしっかり乗ったし追い切りの動きも良かった。絞れていればあんなことはないと思う」。
サザンオールスターは笠松の新緑賞を勝ち、東海ダービーで3着。距離、展開を問わぬしぶとい走りが売りである。無欲の競馬で一角崩し? 「夏休みを兼ねて北海道へ放牧に出していた。向こうでも乗っていたと聞くし、仕上がりは悪くない。サンタンパと併せた動きもまずまずだったからね」。
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