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2017年8月16日   サマーチャンピオン (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第8レース   ダート短距離部門に新星誕生!その名はウインムート
対馬大樹

saga01.jpg【中央所属馬の評価】
 ウインムートは初ダートの前走で、同開催に行われたプロキオンS(GIII)の勝ち時計よりも0秒1速い1分22秒8でV。全兄にドリームバレンチノ(2014年JBCスプリント優勝)がいるように、同馬もダート適性は相当に高い。小回りの佐賀競馬場でも1400メートルでこの顔ぶれなら再度先制が叶いそう。55キロなら逃げ切り十分。

 グレイスフルリープは昨年のサマーチャンピオンの覇者。前走は案外だったが、黒船賞で今年の北海道SCを優勝したニシケンモノノフに先着。鞍上も3度騎乗して連対を外していない内田博騎手なら心配なし。休養して立て直した今回、トップハンデ57.5キロでも連覇は可能。

 タムロミラクルは今年2月の佐賀記念で2着、前々走のかきつばた記念でも2着と地方の小回りコースとは相性が良さそうだ。今回は再び佐賀でのレースになるが、同競馬場を経験しているのは何より強み。距離も問題ないし、先月JRA通算2000勝を達成した福永騎手の手腕にも注目したい。

 ラインシュナイダーはオープン2戦目で重賞初挑戦になるが、前走でオープンでも通用するメドを立てたし、乗り慣れている武豊騎手で54キロなら、このメンバー相手でね互角に渡り合えるはず。小回りにも対応できるスピードもあり要注意だ。

 レーザーバレットは今年9歳になったが、4月の東京スプリントで0秒2差の3着と善戦したように、力の衰えは感じられない。2015年のこのレースの3着馬。58キロでも立ち回りひとつでチャンスがあっていい。

【地方所属馬の評価】
 タッチスプリントは牝馬の地方交流重賞では上位を争っているが、ダートグレード競走では完敗が続いている。今回は強豪牡馬が相手。苦戦は免れない

【佐賀所属馬の評価】
 マサヤは現在4連勝中で地元の大将格だが、今回は相手が強すぎるし、時計面でも劣勢は否めない。恵まれても入着が一杯だろう。

 コウギョウダグラスは前走勝っているが時計が平凡。デキの良さだけで通用する相手ではない。

 ヒショウは年齢的にも大きな上積みは見込めないし、現状が精一杯といったところ。

 ベルモントナイトは佐賀転入後3戦未勝利。前走はマヤサに完敗では…。ここでガラリ一変は望めまい。

 タガノリバレンスは地元馬同士でも掲示板に載るのが一杯。今回は厳しい戦いになりそう。

【解説者の予想】
 昨年はJRA勢が1~4着を独占。高知所属のミッキーヘネシーが何とか5着を確保したが、今年の顔ぶれを見ると、JRA勢の掲示板独占が濃厚か。中心は初ダートの前走を完勝したウインムート。全兄はJBCスプリントの覇者で、同馬もダート適性は相当に高い。ここで重賞初制覇を決めて、秋の大一番へ駒を進める。グレイスフルリープは昨年の勝ち馬。休み明けでも乗り込み量に不足はない。鞍上は同馬とのコンビで3戦3連対の内田博騎手。好条件が揃った今回は連覇も十分。今年の佐賀記念で2着と当地とは好相性のタムロミラクル、重賞初挑戦でも斤量と鞍上が魅力なラインシュナイダーにも注意。レーザーバレットも衰えなく上位の一角へ。

おすすめ買い目

馬単 10→1 1→10 10→3 10→9 10→6

 

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