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2017年7月27日   アンゲロニア特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   計算しやすいのはマイネルカリスト!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya01.jpg 前走で大井のB3を勝ってやってきたトップオブテーラー、南関東のA2下勝ちがあるジョーラプターはあっさりの可能性も十分だが、タイプ的に、過程的にどこにもいない恐れがなきにしもあらず。馬券はマイネルカリストを軸に展開するのが正解か。前記2頭が走らなければ、ヒモにメモリードルマンゲスワットアルファメールが浮上する。

 マイネルカリストの前走はオープン特別3着。及第点といえば及第点だが、B級のバイザスコットに先んじられたのは気に入らない。とはいえオープンでもこの馬なりに走れたといってよく、依然として出来はよさそう。3組なら勝ち負けだ。「一次戦を使えば1400mだった。距離の適性を考えて自重しただけで乗り込みは順調。元気一杯で暑さに強い印象を受けるしね。条件がいい今回は巻き返しを期待している」。

 トップオブテーラーはB級とはいえ当地での勝ちっぷりからすると、1600mは問題なさそう。あれから1年、大井で3勝ならあっさりか。「仕上がりは順調ですし、格的には勝って不思議ない条件でしょうが、コーナーが増える点が気掛かりですね。今回の1走でまた南関東へ帰る予定でいます」。

 ジョーラプターは夏負け気味、歩様イマイチで陣営は控えめだが、格はトップオブテーラーより上だし、一応の時計は出せている。軽視もしづらい。「夏負け気味ですね。歩様もいまひとつといった感じですから…」。

 メモリードルマンは自力でどうこうするほどではないが道中動けるしムラな感じもない。この馬らしからぬ?アテにしたくなる状態が続く。「暑さには強いタイプ。依然として状態は良さそうだよ。流れ次第だがうまく追走できればそこそこにまとめられると思うけどね」。

 ゲスワットは出来は悪くないが、差す形では少し足りない。逃げか2番手が条件になりそうだ。ここだと2番手なら可能かも。「前走は展開を考えれば悪くない内容だった。今は走りがいい。好位をスムーズに追走できれば、自身は上積みがあるとみている」。

 アルファメールは差せる馬場が続いたとはいえ最近ひと脚は使っており、前走も自分の上がりでは駆けている。距離を味方にもうひと押し。「前走は発馬が悪かったにしてもテンに置かれ過ぎた。うまく追走できればもう少し動けると思う」。

おすすめ買い目

馬単 5→2 2→5 5→1 1→5 2→1 1→2 5→8 5→4 5→7

 

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