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2017年6月21日   グランシャリオ門別スプリント (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   スピードで圧倒!タイセイバンデットが重賞初制覇
対馬 大樹

【結論】
 スーパースプリントシリーズ2017の北海道地区トライアル。1000メートルを舞台に13頭が出走。混戦ムードが漂うが、ここは門別4戦無敗のタイセイバンデットがスピードで他を圧倒して重賞初制覇へ。相手は実績上位のメイショウノーベル、北海道スプリントカップで地方馬最先着だったトウカイビジョンに期待したが、門別で重賞勝ちがあるグランヴァン、門別1000メートルで5戦4勝のレッドペリグリンも上位争い可能。エイシンヒートも前々走だけ走れば連対圏。

【詳細解説】
 タイセイバンデットは再転入緒戦の前走で2着に4馬身差の圧勝。勝ち時計1分13秒7は翌日行われた地獄の谷の鬼花火特別(A1以下)の勝ち時計を0秒7上回るものだった。門別での4連勝はすべて1200メートルだが、中央時に500万条件でダート1000メートルを逃げ切っており、この距離でも対応可能だろう。今の充実ぶりなら、門別無敗で重賞制覇を期待。

 メイショウノーベルは元中央オープン馬。前走の北海道スプリントカップは内々を通らされ、道中は揉まれる格好となり、力を出し切れなかったが、転入2戦のレースでこの馬の力は証明済み。今回は久々の1000メートル戦だが、中央時代に57秒9の時計で勝っているので心配はない。スピードがあるし、スタートも速い。それにこの枠なら自在に動けるはず。逆転含みの対抗格。

 トウカイビジョンは今年の北海道スプリントカップで地方馬最先着の5着と健闘。展開の味方があったにせよ、出遅れて最後方からの競馬になりながら、直線で見せた脚は強烈だった。ダート1000メートル戦は初めてでも末脚勝負になれば一発あっても驚けない。

 グランヴァンは1年近いブランクがあるだけに割引が必要だが、それでも門別で重賞を勝っているし、当地での成績を見ればノーマークにはできない。ひと追い毎に馬体も絞れているし、ここは底力に注目。

 レッドペリグリンは門別1000メートルで5戦4勝。昨年のこのレース以外では負けていない。今年は昨年の汚名返上へ、休み明けを2度叩き、万全の状態を見せているだけに、要注意。

 エイシンヒートの前走は最後方ままで見せ場すら作れなかったが、転入緒戦でレッドペリグリンを負かして勝利しているように、あの一戦だけで評価は落とせない。前々走だけ走れば、出番あり。

おすすめ買い目

馬単 3→12 12→3 3→13 3→6 3→5 3→1

 

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