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2017年6月14日   関東オークス (川崎競馬)  

川崎競馬   第11レース   関東オークスもルメール騎手が決める!
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

kawasaki17.JPG【中央所属馬の評価】
 クイーンマンボはダート3戦2勝。前走兵庫チャンピオンシップ3着は、今回へ向けて収穫が大きい。流れに応じて自在にレース出来る強みあり、ダートグレード競走中~長距離の活躍馬を輩出しているマンハッタンカフェ産駒。

 アンジュデジールはダート路線に転じ500万2、1着。前走ダート1600m1分35秒8は当日の1000万クラスを凌ぐタイム。瞬発力とレースセンスは父ディープインパクト譲り。

 サクレエクスプレスの2走前1800m1分53秒6は、1000万クラスに匹敵するタイム。前走の青竜ステークスは牡馬相手に0.9秒差なら一応の合格点か。関東オークス3勝のクロフネ産駒。

 アポロユッキーはJRAダート1800m2勝。前走は1分53秒6と水準級のタイム。父アポロキングダムの産駒成績からも、2100mは大歓迎で、パワーも十分。

【地方所属馬の評価】
 笠松のウリャオイは父メイショウサムソン産駒らしい追い込み馬だが、前々走大差負けが現状の力関係か。置かれると厳しい。

 高知のタッチスプリントはスウィフトカレント産駒で距離に不安はないが、一見好成績だがタイム面で物足りない。400キロそこそこの小柄な馬体で厳しいレースになりそう。

 兵庫のスターレーンは留守杯日高賞除外後、ひと息入れた。タイム面ももうひと息で、父スマートファルコンのような底力に期待するしかない。

 北海道のセミプレナは、サマーバード産駒の傾向通り目立つ実績は地元の短距離戦で、まず距離に不安がある。前々走のル・プランタン賞では1800m3着も、1分57秒9では、この相手では物足りない。

 アップトゥユーは東京プリンセス賞2着馬。そのプリンセス賞は行ききる競馬で高いスピードを証明した。川崎は2歳時ローレル賞6馬身差圧勝。基本的にはスピードタイプで距離に不安はあるが、サウスヴィグラス産駒は距離がこなせる産駒も多い。

 ステップオブダンスは東京プリンセス賞3着のゴールドアリュール産駒。ここ2戦詰めを欠くレース振りだが、道中は俊敏な反応を見せていた。減った馬体が戻ってくれば。

 イントゥゾーンは東京プリンセス賞4着。440~450キロと小柄で、馬体も減りつつあり、まず馬体回復が前提。スウェプトオーヴァーボード産駒だけに距離も長い。

 ガロは南関東牝馬2冠4、5着。小柄だが末脚渋太く個性は感じる。リーチザクラウン産駒で距離延長には対応できるはず。あくまでもこの馬の競馬をするだけ。

 プリモは1400mで2勝。短距離での活躍が多いベーカバド産駒で、厳しいレースになりそうだ。馬体も小柄でパワー不足。

【解説者の予想】
 JRA勢はいずれも2勝馬で、どの馬にも可能性を感じるが、ダートで連勝、牡馬相手の兵庫チャンピオンシップでも3着と健闘したクイーンマンボに注目。
 距離に課題あるが、前走の勝利が鮮やかだったアンジュデジールもダート路線転向で一変しただけに侮れない。
 距離と地方の馬場適性ありそうなのがサクレエクスプレスアポロユッキーで、前者は馬体回復、後者は距離延長はあきらかに有利なだけに軽視できない。
 地方勢は苦しいレースになりそうだが、アップトゥユーステップオブダンスイントゥゾーンが南関クラシック上位の意地を見せてくれれば。

◎クイーンマンボ
○アンジュデジール
▲サクレエクスプレス
△アポロユッキー
△アップトゥユー
△ステップオブダンス
△イントゥゾーン

おすすめ買い目

馬単 10→6 6→10 10→5 5→10 10→8 8→10 6→5 5→6 10→4 10→1

 

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