Odds Park 競馬

　前走は勝った相手を褒めるべき。1400ｍ後の2500ｍは名古屋グランプリ時（３着）と同じだし、疲れもないというのなら、カツゲキキトキトの力を素直に信頼でいい。相手は、初対決の前にだいぶ株を下げてしまったが、まともに走ればを条件にアサクサポイントを筆頭としたい。前走先着もその次にマヤノカデンツァ。高知勢では第23回、第24回の覇者よりイッツガナハプン、ミッキーヘネシーを。金沢トニーポケットまで考えるのはちょっと欲張りか。

　カツゲキキトキトは前走は勝った相手を褒めるべき。激戦が続くが疲れはなさそう。この距離なら本領を発揮してくれるだろう。「中１週なので単走でサッと気合をつけた程度。それでもいい時計が出たね。馬体が減らないし、疲れは残っていないよ。中・長距離ならきっちり勝ってもらわないと」。

　アサクサポイントはここ２走は気分屋な面が出たか。あれが実力でないことは東海ゴールドＣ、梅見月杯勝ちをご覧の通り。走る方に気が向けば。「冬場と比べるとやや馬力が薄れた印象はあるけど、ほかに気になるところはないからね。今回は能力試験を希望して受け、実戦に近い形で仕上げた。集中して駆けてくれれば、変わり身があっていいかな」。

　マヤノカデンツァは転入後は笠松ばかりを２戦２勝。ここ狙いというローテがいい。体質的な弱さはあるが、出来は前走以上とか。豊富なスタミナを生かして。「目標にしてきたレースで23日は今までで一番強い追い切りを消化しました。順調な仕上がりです。切れ味はないですが、長くいい脚が使えるので2500ｍの舞台は合うはず。相手はそろいましたが楽しみです」。

　イッツガナハプンは1000万条件で頭を打ったが、高知に移って快進撃。だるま夕日賞勝ちで確固たる地位を確立したか。今年はこの馬に注目!?　「中間にリフレッシュ休養をさせ、ここに向け何とか間に合う仕上がりにもってこられた。あまり距離を意識せず、馬の気分に任せていった方が力を出せる。あとは久々の輸送を克服できれば」。

　ミッキーヘネシーは高知ではそれほどでもだが、Ｇレース入着、船橋のオープン特別を勝つなど遠征で活躍中。そろそろタイトルが欲しい。「レースはあいたが順調だよ。今までで一番長い距離のレースになるので、うまく折り合いをつけて最後はいつもの末脚を使ってほしい」。

　トニーポケットは北國王冠で昨年の覇者グルームアイランドやジャングルスマイルを破った。スタミナ比べは望むところか。ローテ好感。「前走後はここを目標に調整してきたし、使いながら良くなっている。長い距離も合うし、力は出せると思う。あとは相手と流れ次第」。