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2017年3月30日   初桜特別A2 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   鍛え直し再出発。6連勝馬ドリームポリーニの底力を見直す。
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海

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3月8日のA2戦は二鞍組まれたが、勝ち時計は二組戦が1分30秒7に対し、本来レベルが高いはずの一組戦は1分31秒8。1秒以上の開きがあったとなればやはり二組戦に出走した馬を狙いたい。ただ勝ち馬よりも当時1番人気で敗れたドリームポリーニをここは最筆頭に推す。昇級初戦で連勝はストップしたが、2走前までのパフォーマンスからすれば力負けと言うより本来の走り自体ができていなかった印象。間隔の割に調整が軽かったことが影響したと見られ、攻め強化を施した今回は能力全開となるはず。ブルーウィザードはハイレベルな一戦を制し本格化を告げた。斤量増でも再度上位争いへ。スマイルプロバイドは一時期の脆さが無くなり目下好調。攻め強化、本来の先行策で更に。近2走いずれもスムーズさを欠いたホクセツプリンス、内枠なら粘り増すエンジェルミディ、末脚堅実ニシノイーグルが続く。

ドリームポリーニ...前走は確かに一気の相手強化ではあったが、自身の行き振りや反応自体が本物ではなかった印象。6連勝のほとんどが余力を残したまま後続を突き放す強い勝ちっぷりだったことからも現級が頭打ちになるとは到底思えず、やはり調整が幾分軽かった点が敗因だろう。比べてこの中間はシッカリ気合を付け大幅に追い切り時計を短縮。改めて見直したい。

ブルーウィザード...これまで良績のほとんどは道悪で挙げていたが、前走は良馬場にも難なく対応して快勝。しかも昇級初戦で好メンバーが揃った一戦だっただけに価値は高い。走破時計は同日に行われた同クラス一組戦の勝ち時計より1秒以上速いタイム。今回はその一組戦メンバーが主な相手だけに、本馬にとっては前走よりも有利な状況となった。斤量増でも今の充実振りなら。

スマイルプロバイド...以前までは前付けできないと大きく崩れるケースもあったが、前走は発馬で若干滑り中団追走になりながらも3着を死守。ここ最近でも着外となったのは激流に呑まれた3走前だけで、着実に現級対応の力を身に付けたようだ。追い切りも前走以上の動きを見せており、発馬五分なら更に際どい勝負に。

ホクセツプリンス...3走前までの堅実な走りから比べると近2走は案外だが、前々走は終始前が壁になり、前走は1コーナーで大きくバランスを崩すアクシデントがあったりといずれも敗因はハッキリ。決してデキ落ちではないだけに、スムーズに運べさえすれば巻き返しがあっていい。

エンジェルミディ...元々は道中で外を回るとペースアップで置かれるタイプだったが、前走は大外枠でその形を余儀なくされながらも4着に善戦。A2昇級後は常に堅実な走りを続けていることからもここ最近の粘り強化は本物。好相性の内枠に変わる今回は更なる前進が見込める。

ニシノイーグル...かつての重賞3勝はすべて1870メートル戦だったが、近走は1400メートル戦で4戦連続2着と現状は淀みなく流れやすい距離の方が合っている。そろそろ得意時期は過ぎる頃だが前走を見る限りではまだ大丈夫。ここも極端に落ち着く展開にさえならなければ台頭可能だ。

おすすめ買い目

馬単 8→6 6→8 8→3 3→8 8→1 8→2 8→9 6→3

 

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