Odds Park 競馬

　初挑戦となるオレノココロだが、帯広記念の内容なら１トンの荷物にも対応可能。ここに向けて万全の仕上がり。力上位で首位が期待できる。２年連続２着ニュータカラコマ、昨年度の覇者フジダイビクトリーが相手も、安定した内容を続けるコウシュハウンカイも無視できない。ここが引退レースとなるキタノタイショウにも注意したい。

　オレノココロは帯広記念を制してからの近２走はハンデを背負い厳しい条件だっただけに、④⑤着も仕方がない。今回は初挑戦となり1000キロの荷物に対応できるかがポイント。障害は巧者だし、今季の高重量戦の内容を考えても対応は十分に可能だろう。力量的にも上位で首位期待。

　ニュータカラコマは２年連続２着と安定した成績を残している。転厩してからまだ日は浅いが、ここに向けて調整されており、デキに関しては文句なし。1000キロの荷物でも障害に関しては不安のない馬。降りてから我慢できれば押し切りも。

　フジダイビクトリーは昨年度は障害で多少手間取ったが、降りてからはゴール20ｍ手前で止めて息を入れた以外は止まることなく最後まで歩き切り初制覇。力勝負は得意としているし、今の乾燥している馬場はこの馬の持ち味を生かすには絶好の舞台。

　コウシュハウンカイは初挑戦の昨年度で３着と好走しているように、荷物には対応できる。地力強化も目立つし、今季は勝ち負けのチャンスが十分にある。

　キタノタイショウはここが引退レース。連覇を目指した昨年度は障害で手間取り６着に終わったが、腰の入りが安定している今季は巻き返して不思議ない。帯広記念で２着と高重量戦では差のない走りをしているように、力の衰えはない。