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2016年1月20日   新春ペガサスカップ (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第9レース   速さで決着 ホウライマリーン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya06.jpg いい状態とはいえないのに重賞3着に認定競走連勝。能力上位を見せ付けているホウライマリーン。強力同型回避でハナはほぼ確定だし、ひと息入れて好仕上がり。この顔ぶれでは負けられない。相手は切磋琢磨しながら力をつけてきたキミノマリアメモリージャーマン。笠松生え抜きメガホワイティセブンサムライがどこまでやれるか注目。アプリーレが突っ込んでくるとおいしいのだが。

 ホウライマリーンは最初の新馬戦の勝ち馬で名古屋2歳の先頭を走り続ける。逃げれば距離もこなすし、前走勝ちで自信もついたはず。「連勝後は反動が出ましたが、間隔を取って調整してきたので今は問題ない状態。追い切りも外を回ったことで時計は平凡でしたが、動き自体は良かったと思います。ひと息後になる点がどうかでしょう」。

 キミノマリアはしっかり乗り込めるようになって常に上位争い。大外だが、スムーズに追い上げられる枠と考えたい。八木騎手不在で代打丸野騎手なら文句なし。「成長痛で思うような調整ができない時期もあったが、ここにきてシャンとしたし、しっかり乗り込めるようになった。いい感じになっているよ。距離延長はプラスだろう。流れによっては上位争いに」。

 メモリージャーマンは近走の積極性は評価でき、使うにつれての進境は大いに認められる。陣営からは泣きが入っているが、期待の裏返し? ゴールドウィング賞は大敗したが、あのようなことはないはずだ。「カイバ食いなんかはもうひとつだし、何かピリッとした面が出てこない。追い切りも平凡だったから…」。

 メガホワイティは笠松の一番星でデビュー3連勝を決めた馬。認定は勝てなかったが崩れてもいない。時計を要す名古屋で上積みがないか。「勝ち切れない競馬が続いているが季節に関係なく堅実だからね。平均ペース型なので距離も合う。次走に予定している梅桜賞につなげたい」。

 セブンサムライは発馬は危なっかしいが挽回する脚はあるし、底を見せていないのが何とも魅力。相手強化でも不安より楽しみが大きい!? 「まだ大味なところも残っているが素質はかなり。これだけ乗り込めたのは初めてだし、馬の状態はいい。初の重賞挑戦だが、恥ずかしくないレースはできると思うよ」。

 アプリーレは道営では全くいいところがなく、当地に来て競馬になってきたといっていいか。ハマればいい脚を使う。展開次第で見せ場も。「前走は指示したこともあり、大事に乗り過ぎて口を割って掛かっていました。スッと馬任せで動けるときに動いた方がいいのかもしれませんね。走る脚はある馬ですから、流れ次第では善戦も」。
 

おすすめ買い目

馬単 6→11 6→1 6→3 6→10 6→8

 

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