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2016年1月15日   パンジー特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   この顔ぶれでも カキツバタ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu10.jpg 前走勝ち馬が集められる条件だが、いつにも増してハイレベルな一戦になった。その中で期待したいのはカキツバタ。小粒の牝馬だが4戦4勝、バネの効いたいい走りをする馬だ。次位は直接対決には敗れたもののその後も勝ちっぷりはいいシークレットオースラウレアメモリーラブラドリカも差はなく、穴で狙いたいのは中央実績最上位のシベリアンマッシブ

 カキツバタは転入後4連勝、しかも完勝といえるものばかりである。馬体減りが気にならなくもないが、いい波のときは押せ押せでいい。「1開催スライドさせたことでフレッシュな状態で臨める。動きもいいし、好仕上がりだよ。本来の走りができれば特別でも勝ち負けに」。

 シークレットオースは自ら動いて押し切る競馬ぶりがいい。カキツバタはいるが、それ以外となら遜色ないし、2走前の着差も詰めたい。「気合乗りが増していい感じに仕上がっている。2走前の勝ち馬は強いが、この馬も底は割れていないからね。ここで何とか雪辱を」。

 ラウレアメモリーは2着馬の顔ぶれを見ると特別でも!?と考えたくなる。少しあいたが力を出せるタイプだし、そういう仕上がりにもある。「馬主さんの意向で休ませただけ。調教は緩めていないし、好仕上がりだよ。フレッシュな状態で臨めるしここから次につなげたいね」。

 ラブラドリカは叩き合いを制したことに好感が持てるし、2戦続いた相手強化もクリアしている。この顔ぶれでも期待したくなる一頭。「格上げ戦も着差以上の強さだったね。馬の状態もいいし、1組でももうひと押し期待したくなる」。

 シベリアンマッシブは距離短縮もあろうが、馬体が絞れて粘りが増したか。まだ上積みはありそうだ。それならば特別でも? 「まだ大味なところもあるが、2走目で片鱗は見せてくれた。体も絞れてどんどん上向いている感じだし、1400mなら面白いのでは」。
 

おすすめ買い目

馬単 4→3 3→4 4→2 2→4 4→6 6→4 4→1 1→4

 

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