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2016年1月 2日   帯広記念 (帯広競馬)  

帯広競馬   第9レース   高重量戦得意キタノタイショウに期待
生駒 有輝夫

banei12.jpg高重量戦を得意としているキタノタイショウに注目。前走の内容も良く、今季重賞2勝目が期待できる。地力強化の目立つコウシュハウンカイオレノココロが相手も、障害巧者インフィニティーの前残りにも警戒が必要。あと、ニュータカラコマフジダイビクトリーに注意。

キタノタイショウはロータリーハロー掛けの効果で馬場の脚抜きが悪くなり、ペースが遅くなったこともあるが、前走は久々に障害をふた腰でまとめて直線豪快に追い込んで2着と上々の内容。今回は一気に斤量が増加されて900キロとなるし、高重量戦を得意としているこの馬にとっては持ち味を存分に発揮できる条件。仕上がりも良く、今季重賞2勝目へ。

コウシュハウンカイは前走6着も、ハンデを背負った中でも障害はひと腰でまとめていたし、結果ほど内容は悪くなかった。取消明けの前走をひと叩きされて体調の方は上昇しており、上積みが見込める。多少、テンに置かれる面のある馬だけに、ペースが遅くなるのもプラス材料。巻き返す。

オレノココロは息を入れて追走し、障害に重点を置いた前走。ひと腰でまとめており、内容は良かった。ドリームエイジカップでは他馬を寄せつけず完勝したように、力は上位のものを持っている。荷物を背負うと障害での膝の甘さが出るタイプだが、デキのいい今なら克服可能。

インフィニティーは平場の前走でも追走で手間取ることなくスムーズに流れに乗れていた。障害もひと腰でまとめて2着と上々。重賞で斤量が増加されるのは登坂力で勝負するこの馬には好材料。障害で後続馬を引き離せれば前残り十分。

ニュータカラコマは久々の前走を完勝。中間も素軽い動きを見せているし、好調を維持している。今回は900キロの荷物で障害をひと腰でまとめることが難しくなるため、二の腰がスムーズに入るかがポイントとなる。早目に障害を抜けれれば圏内進出も可能。

フジダイビクトリーは除外明けの一戦となるが、中間の動きも悪くないし、デキに関しては不安のない状態。障害で止まってからも二の腰の入りは安定しており、920キロにも対応できる。あとは端コースに入っただけに、うまく流れに乗れるかがカギ。

 

おすすめ買い目

馬単 7→6 7→3 7→1 7→5 7→10 6→7 3→7

 

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