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2015年12月31日   園田ジュニアカップ (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   園田馬場でノブタイザン輝き取り戻す!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda08.jpg本日のメインは園田大晦日恒例の2歳チャンピオン決定戦、第44回・園田ジュニアカップ。今回の本命はノブタイザン。前走はJRA遠征競馬での敗戦だったが、兵庫では2戦2勝。今回と同距離戦で行われた2走前の2歳認定競走では、好位のインで包まれ続け身動きが取れない状態、馬群が捌けたのも直線残り約150mだったが、そこから一気に差し切り勝ち。同レースに騎乗していた某ベテラン騎手も「普通の2歳馬なら、あんなにハマり込んで再加速ということ自体が難しいこと。しかも差し切ってしまうんだからね。相当大物かもしれない」と同馬の走りに舌を巻いていた。その素質の高さに改めて期待してみたい。対抗はエクスペクトパレス。ノブタイザンと同じデビュー戦で3着だったが、当時はパドックから枠入りまで終始イライラした面を出しており、正常な精神状態ではなかった。まともな走りが出来れば逆転も十分。近走の充実振りならブルーウィザードシュエットも面白い。流れに左右されないしぶとい脚が使えるハルカカナタも穴で。

ノブタイザン…前走のJRA阪神・シクラメン賞(500万下)は発馬から終始アタマを上げてフワフワしながらの走り。鞍上の話でもハミをまったく取ろうとしなかったらしく、戸惑ったまま力が出せないまま終わってしまった。中間追い切りからもデキ落ちはまったく問題無し。慣れ親しんだ園田で即反撃。

エクスペクトパレス…前走は初距離の影響もあったが、向正面で一度押し上げながら、3コーナー手前でひと息入れて人気馬が上がってくるのを待ってから再スパートという競馬。気性の難しいタイプだけに、ギアを上げたり下げたりというのも余計にその気難しさを助長する結果となってしまったように感じる。

ブルーウィザード…デビュー当初はフワフワした走りで、どこか気持ちが集中できていないような雰囲気だったが、最近はその点も改善され、前走も直線抜け出してからグイッと突き放す好内容だった。多少雨馬場向きの印象も強いが、気性の成長を感じさせる今ならたとえ馬場回復でも。

シュエット…前走は道中内で包まれスムーズさを欠く競馬ながらも0秒2差の3着。2走前は展開に恵まれた感が強かったのだが、前回で距離適正の高さをシッカリと証明。発馬五分なら再び上位進出も。

ハルカカナタ…まだ切れる脚は使えないが、追われてしぶといタイプ。小柄な牝馬ながらスタミナも豊富。重賞の舞台でも、出入りの激しい競馬になれば粘り込む場面も出てきそうだ。
 

おすすめ買い目

馬単 8→9 9→8 8→10 10→8 8→7 8→11 9→10 10→9

 

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