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2015年12月20日   ばんえいダービー (帯広競馬)  

帯広競馬   第10レース   世代王者センゴクエースが力を示すか
生駒 有輝夫

banei07.jpg3歳三冠最終戦。限定戦では実力、実績ともに上位で通るセンゴクエース。定量条件のここでは負けられない。はまなす賞を制したコウリキが相手となるが、ばんえい菊花賞で差のない2着と好走したキンメダルも無視できない。障害を修正してきたメムロコマチに警戒が必要。タキニシサンデーバウンティハンターに注意。

センゴクエースは前走も障害で膝を折ったが、前々走とは違い立て直されてからすぐに二の腰を入れてふた腰。結果は5着も730キロの荷物にも対応できており、上々の内容。昨年度2歳三冠を達成し、今季はばんえい菊花賞を制している馬だけに、3歳限定戦なら実力、実績ともに一枚上の存在。定量条件でハンデ差がないここは首位可能。

コウリキは前走4着に敗れたとはいえ、障害で止まってから二の腰を入れてふた腰でまとめていたし、キンメダルより10キロ重たい705キロだったことを考えれば上々のレースぶり。決め脚は上位のものを持っている馬。早目に降りることができれば勝ち負けに加われる。

キンメダルは前走障害の天板でモタつきかけたが、なんとか踏ん張ってトップ抜けし、そのまま押し切り快勝。中間も素軽い動きを見せており、デキに関しては文句のない状態。ばんえい菊花賞で0.1秒差の2着と好走しているように、3歳限定戦では力上位。好勝負可能。

メムロコマチは息を入れて行った前走は前々走でふた腰かかった障害をひと腰でまとめて、ここへ向けて内容のあるレース。3歳限定の定量戦と条件は厳しくなっているが、通用していい力を持っている。障害さえスムーズに抜けることができれば差はないだろう。

タキニシサンデーは以前、斤量を背負うと障害でのモタつきが目立ったが、馬体重が1トンを超えた今なら710キロにも対応して不思議はない。あとは同型が強力なだけに、うまく捌き切れるかがポイント。スンナリと先行できれば前残りも狙える。

バウンティハンターは勝ち負けに加われていないが、速いペースの切れ味勝負とこの馬には厳しい展開だったことを思えば仕方がない。その中でも大きく崩れていないのはデキの良さを証明するもの。うまく道中で息を入れて追走できれば圏内進出も。
 

おすすめ買い目

馬単 8→9 8→4 8→5 8→1 8→2

 

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