Odds Park 競馬

【中央所属馬の評価】
　レガーロはダート３戦２勝。新馬戦11着の後、ひと息入れて２連勝。前走1800ｍ１分51秒７は古馬1000万級に届いている。勝負根性あり鞍上も魅力。

　エネスクはダート３戦２勝。新馬戦に勝ち、２走目のプラタナス賞はレコード勝ち。前走の北海道２歳優駿は３着と敗れたが、ハイペースを早め先頭に立つ積極的なレース。乗り替りも南関東を熟知する鞍上なら悪くない。

　サウンドスカイは芝２戦の後、ダートに転向し３戦３勝。前走のJpn2兵庫ジュニアグランプリでは、直線、外から１頭だけ次元の違う脚を使った。左回り、小回りも経験済みで、計算できる１頭。

　オーマイガイはダート２戦２勝。完璧な好位差しで瞬発力と競馬センスをみせた。血統的にはマイルベストか。現時点での完成度が高い。

　コウエイテンマはフェニックス賞など芝４戦２勝、前走は初ダートの兵庫ジュニアグランプリJpn2で２着。馬なりでハナを切り、最後は目標になる不利もあった。４走前で1600ｍは経験済み。息を入れられれば持つはず。

【地方所属馬の評価】
　６連勝中の川崎・ポッドガイは、追い切り後左肩跛行で出走取消となった。

　北海道のスティールキングは北海道２歳優駿Jpn3で２着。目標を捕らえたところ、勝ち馬の勢いが勝っていた。強豪にもまれた強みはあるし、能力は証明済み。大外枠でどう乗るか。

　大井のトロヴァオは前走ハイセイコー記念で鮮やかな大外一気。一見華奢な感じに見えるが、カネヒキリ産駒らしい力強さを見せる。門別→大井を通して連対パーフェクト。

　浦和のアンサンブルライフは徹底先行で重賞２・１着。まだまだ粗削りだがスピードはダートグレード入着レベルに届く。今回も主導権を握りたい。

　大井のラクテは４連勝で１番人気に推された前走のハイセイコー記念で、まさかの終い失速。先行一本では厳しかったか。２番枠は魅力的だが、進境あれば巻き返しも。

　北海道のアンビリーバボーは１勝馬だが、前走南部駒賞で２着。さすがにここに入ると厳しいが、現時点でどこまでやれるか、成長と将来を占う一戦。

　兵庫のマイタイザンは園田４戦４勝で臨んだJpn2兵庫ジュニアグランプリは、勝ち馬から2.3秒差の７着。周りに馬がいるレースに戸惑ったか。巻き返しに期待。

【解説者の予想】
　デビュー戦大敗も、ひと息入れて２連勝中のレガーロ。いずれも着差以上の強さで素質は高い。鞍上にも魅力。エネスクも差なく、前走だけでは見限れない。こちらも南関東に精通した鞍上に魅力。
　ダートに転じて３連勝中のサウンドスカイも当然有力。末脚鋭くゴール際に強い。２戦２勝のオーマイガイも差はない。
　北海道２歳優駿でエネスクに先着したスティールキングもＪＲＡ勢にヒケは取らないし、トロヴァオも道営の世代最強とも言われるタービランスにしか負けていないだけに、要注意。

◎レガーロ
○エネスク
▲サウンドスカイ
△オーマイガイ
△スティールキング
△トロヴァオ