Odds Park 競馬

　本日のメインは、中級クラスによる特別「ディセンバーカップ」（Ｂ２級、別定、右回り・ダート１９００ｍ）。このクラスでは、なかなか見られない１９００ｍのレースで、道中の駆け引きが注目。激戦ムードだが、本命には水沢コースに替わって走り安定したアクイラ、距離にも問題はない。崩れがない３歳馬ピースワンポイントは距離延長で真価発揮しそう。距離に実績ノーティカルスター、不来方賞４着馬ピアノコンチェルトもこの条件で虎視眈々。水沢巧者スズカグランデ、決め手あるプラウドワンダーも流れひとつで怖い存在に。

　◎　アクイラ…得意の水沢に替わって連続２着と完全復調。ジューンＣはコンマ３秒差の３着とスタミナ面にも問題なし。調子の良さで今度こそ。

　○　ピースワンポイント…岩手にきて崩れた１戦は５走前の３歳重賞のみ。渋太さが身上でパワーが要求される今の水沢は合う。この距離でも期待が持てる。

　▲　ノーティカルスター…追い込み一辺倒だが、今季５勝と地力確か。前走不発でも水沢コースは苦にならず、脚質的にも距離延長は歓迎材料。巻き返すか。

　△　ピアノコンチェルト…中央時は芝専門に使われてきたが、岩手初戦の不来方賞で４着とダートも心配はない。追い切り快調で長い距離が合い、軽視禁物。

　△　スズカグランデ…気性の激しいセン馬だが、最近は折り合い面にも進境が見られる。成績が示す通りの水沢巧者で、距離は問題ない。勢いに注目を。

　△　プラウドワンダー…前走の８着は脚質ゆえのもの。秋の盛岡では４連続連対とツボにはれば破壊力は抜群。水沢２０００ｍのジューンＣで２着がある。