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当地２歳重賞もこれが今季最終戦。ここは兼六園ＪＣで上位を争った３頭による単争いが濃厚。その中では距離延長がプラスに働きそうなヤマノカミが優勢か。しかしブライトエンプレスも重賞連勝狙い順調な仕上がり。ビューティも重賞初制覇へ虎視眈々の構え。上がり馬ワンダーローズ、プリンセスＣ勝ちグランスーリールにもチャンスあり。

◎は⑧ヤマノカミ。兼六園ＪＣでは転入緒戦ながら道営での戦績が評価され１番人気の支持を受けたが、好位から脚を伸ばしたもののブライトエンプレスに首差届かず悔しい２着。しかしながら実力は十分示した。ここを目標に調整されており状態は万全。千七戦も道営時代に２戦２着２回の実績があり距離延長は好材料。重賞初制覇へ死角なし。

○は⑩ブライトエンプレス。デビュー以来ここまで５戦４勝。前走では重賞初制覇も果たし、実績的には現状当地２歳勢のトップと言える。地方遠征も選択肢にあったが、やはり地元の重賞連勝へ向けて照準を定めてきた。スンナリ先行なら勝ち負け十分可能。

▲は①ビューティ。６月の転入から７戦全て馬券内、前走兼六園ＪＣで３着に敗れるまではオール連対と安定感に関しては出走メンバー中屈指。近親には短距離馬が多く、血統的に距離延長には若干不安があるものの、能力的にはここでも好勝負を期待できる。

△は⑪ワンダーローズ。10月に道営から転入して以降４戦３勝と好調。勢いに乗っての今回重賞初挑戦となった。千五に距離が延びた近２戦で連勝を飾っており、更なる距離延長はプラス材料と考えられる。前に付け自分のペースで運べれば上位争い有力。

注は④グランスーリール。前走は笠松に遠征し重賞ラブミーチャン記念に挑戦したが、流石にレベルが高く大敗。今回はプリンセスＣと比べると確実にメンバーレベルが上がっており厳しい戦いが予想されるが、遠征での経験を糧に重賞２勝目を狙う。