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2015年11月26日   笠松グランプリ(SP1) (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   この相手でも!? リックムファサ 
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu13.jpg笠松勢は地元古馬重賞をかれこれ2年ほど勝っていない。そんな状況なのに全国交流でなにをかいわんやだが、最近転入してきたばかりのリックムファサには関係ない? 中央では1600万で走っていたし、距離もおそらくベストのはず。遠征馬、ことサトノタイガーは抜けているかもだが、ラブバレットゴーディーエプソムアーロンなら何とかならぬか。名古屋ベルラインも近走内容が優秀でひそかに期待。

リックムファサは頭を打っていたとはいえ中央1600万で走っていた馬。オーバルスプリントでも大きく負けなかったし、交流戦は距離が長かった。ここの流れなら折り合いを気にせず乗れるのでむしろ好都合かも。出来も使いつつ上向きだ。「動きにも覇気が戻ってきたし、使ったことで気配はさらに上向いている。距離も歓迎のクチだし、納得のいく競馬をしてほしい」。

サトノタイガーは中央時は芝中距離で5勝。地方に転じると短距離路線を歩み南関東の重賞2勝。昨年の盛岡JBCスプリントはクビ差2着で場内を沸かせた。今年も地方最先着だ。「JBC出走後も状態は高いレベルをキープできている。ここに入れば実績的にも上位だし、地力で巻き返してもらいたい」。

ラブバレットは岩手No.1ナムラタイタンに次ぐ地位をうかがう生え抜き4歳。地元クラスターC3着もさることながら、浦和・さきたま杯は4着ながら見せ場たっぷり。休み明けとはいえ前走に不満がなきにしもあらずだが、叩いて適距離なら変わっていい。「絆カップは休み明けで不安もありましたが、砂をかぶっても直線伸びる収穫のあったレース。遠征経験もあるし、今回はベストの1400m。期待を持って臨みたいですね」。

ベルラインは東海菊花賞でも善戦するなど長い距離にも対応。小回りに高い適性を示しているのが実にいい。もちろん距離短縮は問題ないし、再生成った今ならこの相手でも!? 「連闘になるだけに体調維持に努めています。もともと短距離志向だったので、距離短縮は歓迎できます。あとは力関係ですね」。

ゴーディーは昨年、勝ち馬の決め手には屈したが、激流の先団直後を追走し、しぶとく伸びて2着。臨戦過程は昨年ほどでないが、近2走はGレース。地方馬同士の流れなら。「前走は相手が強かったが、次につながる走りはできたと思う。まだ完調にないものの体調面は良くなっているし、輸送でうまくスイッチが切り替わってくれれば。コースも2度目だし、頑張ってほしい」。

エプソムアーロンはオッズパークGP勝ちで当地1400mのレコードホルダー。11歳でもGレースで競馬になっているからスゴい。笠松の馬場で老獪な走りを披露するか。「年が年だけに以前の伸び脚はないけど、この馬なりに走ってくれている。賞味期限の過ぎた馬だが、掲示板なら狙える力はあると思うし、レコードホルダーとして格好はつけてほしいね」。

 

おすすめ買い目

馬単 1→9 9→1 1→10 10→1 9→10 10→9 1→8 9→8 10→8

 

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