Odds Park 競馬

水曜日のメインレースは確たる馬がおらず混戦のメンバー構成で大波乱になってもおかしくない。本命はＪＲＡから移籍初戦ユウキファイン。まだ太め残りだが追い切り動きは良かったので好勝負に期待。相手候補は多いから転入初戦のタントタントと安定した成績のアップルシェアの２頭。他にはひと叩きされて上積みが見込めるヤマノボンバーや末脚鋭いファイナルスコアー、確実にひと脚を使うジョアンシーピンあたりも侮れない存在。

ユウキファインは今回がＪＲＡから移籍初戦。７月７日の能力検査では太めな感じだったが最後まで上々の動きだった。その後もシッカリと乗り込まれ最終追い切りではなかなか活気のある動きを披露していた。まだ太めな感じは否めないが、最終追い切りの動きから走れる体勢にはある感じ。ＪＲＡ在籍時の走りからスピードもここでは上位。最内枠に入ったがスンナリと先行する競馬ができればいきなり好勝負になりそう。

タントタントは大井から転入初戦。大井のＢ３クラスでは大きく負けてしまっている状態だが、園田のＢ１クラスでは十分通用しそう。追い切りも好時計を叩き出しており、仕上がりも良い模様。テンのスピードも速そうなので先手を奪うことができれば最後まで渋太く粘り込めそう。

アップルシェアは逃げから好位まで位置取りに幅がある。前走は速いペースの中の逃げだったが最後まで良く粘っていた。今年の１月以来勝ち星から遠ざかっている状況だが、近走は以前よりも安定感が増している感じ。うまく流れに乗ることができれば久々の勝利も見えてくるだろう。

ヤマノボンバーは今回が移籍２戦目。前走は最後まで見せ場の競馬ではあったが、久々で多少重い馬体が影響した印象。ひと叩きされたことで調教の時計が良く、上積みは十分見込める。前走の内容だけで見限ることは禁物。

ファイナルスコアーは降級戦だった前走は馬群から大きく離れた最後方から追走して９着という結果だった。それでも上がり最速の脚で、最後は鋭い末脚を披露していた。過去の実績やこの馬の能力を考えるとこのクラスでは上位。離されずに追走ができれば一気に突き抜けてもおかしくない。

ジョアンシーピンは確実にひと脚が使える馬。ただ、使える脚が限られているので良い脚で詰め寄ってきても善戦止まり。馬券的には押さえとかなければいけない馬だが、勝ちきるまではどうかといった印象。