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2015年7月23日   第4戦シルバーホイップ賞B2 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   WASJへの出場切符を手にするのは果たして...
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda03.jpg木曜日のメインレースはスーパージョッキートライアル第4戦のシルバーホイップ賞。8月末に札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーの地方騎手代表がこのレースで決まる。本命はバイスブルー。約5ヵ月半振りの実戦は6着だったがそこから上積みが見込めそう。相手候補はこの距離で大崩れのないデンコウガイアと前走が圧勝だったハワイアンリズの昇級馬2頭。他には昇級戦の前走で差の無い走りをしていたアカシャツハルや絶好の大外枠に入ったサムソンズライト、安定感のあるホーマンアクセルが続く。

バイスブルーは前走、約5ヵ月半ぶりの実戦だった。久々ということとあまり積極的に行かなかったことが多少影響したのか6着に終わってしまった。それでも直線で盛り返そうとした走りは悪くなかった。今回は叩き2走目で当然上積みが見込める。このクラスや上のクラスでも好走経験のある馬で力はメンバー上位。最内枠から距離ロス無く積極的に行くことができれば最後まで渋太い粘り込みができるだろう。

デンコウガイアは前走は早め先頭から最後までシッカリと伸びて快勝。今回は昇級戦だが、能力的には十分通用しても良い存在。1700m戦も6戦して2勝2着2回3着1回4着1回と掲示板圏内を外していないほどで得意距離といえるだろう。調教では併せ馬で遅れはしたが、脚捌きは軽快で順調な仕上がりにある。今回は鞍上がこのメンバーで唯一騎乗経験のある山口勲騎手という点も魅力だ。

ハワイアンリズは前走、2着馬に7馬身もの差を付けて圧勝だった。兵庫に転入後も連対を外しておらず、まだ底を見せていない。追い切りは軽く流した程度だったが、動きは軽快良い状態をキープしている模様。今回は昇級戦に加え、初めての1700m戦と課題はあるが、この馬の能力を考えると難なくクリアしてもおかしくない。

アカシャツハルは昇級戦だった前走、直線鋭い伸び脚を見せて勝ち馬とタイム差無しの2着とこのクラスでも通用することを証明した。終いは確実に伸びてくる馬だが、脚の使いどころが難しい馬なので、4コーナーである程度まで進出することができれば一気に突き抜けてもいいだろう。

サムソンズライトは上記のデンコウガイア、ハワイアンリズ同様、今回が昇級戦の馬。前走は道中番手からレースを進め早めに先頭に立つと最後は後続を6馬身もの差をつけて圧勝。今回も揉まれることの少ない大外枠に入ったことはこの馬にとって絶好。この中間の動きも活気があり好状態を維持している。スムーズに先行できれば連勝も可能。

ホーマンアクセルはなかなか勝ち切れない馬だが、安定して走っている。この中間も2本追い切って順調な仕上がり。脚質的に注文の付くタイプではないので臨機応変に対応ができそう。この距離はまだ勝利が無いが時計的に上位争いまで浮上してきてもおかしくない。


 

おすすめ買い目

馬単 1→7 7→1 1→3 3→1 1→2 1→12 1→10

 

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