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2015年7月22日   ノースクイーンカップ (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   3歳馬ジュエルクイーンが新女王へ
対馬 大樹

monbetu03.jpg【結論】
 各世代のトップ牝馬が顔を揃えたが、ヒダカソウCを見ても、今年は3歳馬のレベルが相当に高そう。ここは2歳時から全国レベルの力で活躍していたジュエルクイーンに期待。1800メートルは初めてだが、北海優駿で2000メートルを経験しており問題はない。ヒダカソウCは首差の惜敗。今回はしっかり勝って新女王に輝く。相手は同じ3歳馬でヒダカソウCを優勝したルージュロワイヤルを指名。更に距離が延びるのは気になるが、それを克服するだけの稽古を消化してきた。まだ6戦のキャリアで伸びしろもあるだけに楽しみ。昨年の2着馬ハッピーメイカーも夏場に調子を上げてくるタイプ。前走勝ちで勢いに乗っているだけに要注意。適距離で力を見せたスターライラック、本来のデキを取り戻したサンバビーンも中央での戦歴を見れば出番は十分。穴でバカニシナイデヨを押さえたい。

【詳細解説】
ジュエルクイーンは昨年のエーデルワイス賞2着馬で、東京2歳優駿牝馬でも5着入線と実力は全国レベル。名古屋に移籍後は重賞を3勝、春に地元に戻ってからはヒダカソウCで2着。古馬相手に一歩もヒケを取らなかった。各世代のトップ牝馬が相手でも上昇度はこの馬が一番。ここを勝ってホッカイドウ競馬の新女王に輝く。

ルージュロワイヤルはヒダカソウCで同世代のジュエルクイーンや古馬の強豪を破って重賞初制覇。ひと冬越して成長した姿を見せつけた。まだ6戦のキャリアで伸びしろは十分。今回は更に距離が延びたが、前走でマイルを克服しており、スタミナ強化している今なら1800メートルでも対応可能とみる。重賞2連勝も可能だろう。

ハッピーメイカーはもともと夏場から調子を上げてくるタイプだが、近走の成績にそれがハッキリと見てとれる。前走は9番人気とは思えぬ強さで完勝。ヒダカソウCの時よりも着実に上昇中。中間の動きも文句なし。好調3歳馬が相手でも昨年2着馬の底力に注目。

スターライラックは北海道スプリントCで6着。距離経験の少ない1200メートルであれだけの走りができたのは力のある証拠。今回は中央でも勝ち鞍がある1800メートル戦。前走の内容を見てもベストの条件といえるだけに牝馬限定なら重賞でも好勝負可能。

サンバビーンの前走の敗因は、「乗り込み不足が影響しました。入厩してから1カ月半でのレース。体こそできていましたが、ベストとは言えませんでした」と田中淳師。今回は「十分に攻め馬を消化。デキが違います」との弁。今回56キロ。中央準オープン勝ちの力を見直したい。

バカニシナイデヨは使われつつ調子が上がってきた。内回りでは流れに乗れなかったが、外回り1800メートルで②④着と上位を争えたように、この距離ならこの馬の渋太い脚が生かせそう。ゴール前混戦になれば、重賞のここでも出番があっていい。

 

おすすめ買い目

馬単 10→1 1→10 10→13 13→10 10→8 8→10 10→3 10→2

 

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