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2015年7月 8日   名古屋CCアポロ賞 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   格が違う!? キクノフレヴァン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya02.jpg 先日まで中央1600万で走っていたキクノフレヴァン。格的に、そしてあの勝ちっぷりなら、たとえ裂蹄で少しあいているとしても、500万でひと息の面々相手に負けるわけにはいかないか。中央勢では順調なショウナンランパダ、入着多数のチョウエンペラー、丸野騎手のヒラリアスとしたが、今回のメンバーなら地元マイネルコンキスタマルカシグナスでも差はない!?

 キクノフレヴァンは中央準オープンの力を見せつけた転入初戦。時計は優秀だし、距離短縮も好材料。もちろん500万相手の交流が苦になることはあるまい。「裂蹄のケアで休んでいましたが、今は問題ありません。追い切りは少し重く感じましたが、あのひと追いで良くなるでしょう。中央勢との力関係がどうかですね」。

 マイネルコンキスタは3、2走前の素軽さがインパクト大だっただけに前走のズブさがやや気になる。自身も500万に在籍していただけに、交流戦でも遜色ないはずだが。「前走に関しては出遅れが響いたが夏場がいいタイプではないような印象も受ける。今回は相手関係を含め半信半疑といった状況かな」。

 マルカシグナスはなかなか勝てなかった馬が鮮やかに抜け出して2連勝。きっかけさえつかめばという馬だけに追いかけてみるのも面白い。「2度対戦して先着を許した馬がいるし、それに加えて中央勢も。力的にどうかだよ。引き続き状態はいいけど、どこまでやれるかな」。

 ショウナンランパダはポンと出れば前々の競馬ができるし、3走前のように追い込んでもくる。この枠はもろ刃の剣だが、鞍上がうまくさばいてくれる? 「除外なんかで少しレースはあいたが、ここにきてだいぶ持ち直してきた。発馬を決めてスムーズな競馬ができれば」。

 チョウエンペラーは道営デビューで兵庫を経て2歳暮れから中央へ。500万では好位差しで入着がしばしばある。交流戦なら勝ち負けも可能? 「中央でも上位争いしている馬。この中間もしっかり乗り込めて状態はいいからね」。

 ヒラリアスは500万に上がってからはいいところなしだが、未勝利での戦績からするともう少しやれていいと思う。交流戦できっかけをつかみたい。「1200mではテンに行けないし、1700mは長い。1400mがちょうどいいね。小回りだし、前々で運んでどこまで粘れるか」。
 

おすすめ買い目

馬単 2→4 2→6 2→1 2→7 2→5

 

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