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2015年7月 3日 乗鞍短距離特別 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 息の長い活躍 エイシンルンディー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
寂しい頭数になったが、これで絶対とは言えない面々で馬券的には楽しめそう。中ではエイシンルンディーの安定感が光る。2013年のグランダム・ジャパン3歳シーズン・チャンピオンということをご存じの方はなかなかの地方競馬通。同期ユーセイクインサー、ドリームカトラス、コロカムイの変身を期待するのもいいが、安心感ではこの馬か。
エイシンルンディーはオープン下では常に勝ち負け。東海クラウン2着で最上鞍にもメドをつけた。距離もこなす馬だし、この顔ぶれなら。「状態だけならこの馬の方。遠征馬相手にあそこまでやれたし、戻ってきているなという感触はある。距離はむしろ歓迎のクチだし、この顔ぶれならいい勝負になるよ」。
ユーセイクインサーは遠征するようになってから地元で結果を残せていないが、出来自体は悪くないという。この距離、この頭数なら。「相変わらず難しいところを見せているが、遠征疲れもなさそうだし、元気いっぱいだよ。久々にこの馬の条件で走れるし、この距離なら変わり身があっていいのでは」。
ドリームカトラスは13年くろゆり賞の覇者。昨夏以降は3着が精いっぱいだし、得意とはいえない距離だが、さすがにこのメンバーなら。「年齢的なものもあるのか最近は思うような走りができないが、久々に恵まれたメンバー構成で1キロの恩恵もある。ベストの距離とはいえないが、地力で何とか」。
コロカムイはスピードタイプだが、1400mは(0013)。まあ前走はもちろん、3走前も結構相手がそろっていた。このメンバーで行ければ残す? 「出脚だけなら一線級相手でも遜色ないが、相変わらずスタミナ面に課題を残している。かなり手薄にはなっているが、ここも単騎といった顔ぶれではなさそうだね」。
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