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2015年7月 1日   クイーンカップ(SP3)  (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   重賞タイトルを手土産代わりに ツリーハウス
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu05.jpg東海ダービー上位馬が上位を形成しそうだ。昨今の流れでいくとミトノレオメモリードルマンら名古屋勢を上に取るのが妥当なんだが、ここは東海ダービー2着のツリーハウスに意地を見せてもらいたい。これを最後に中央へ移籍すると聞くだけに、有終の美を飾りたいところだろう。交流好走ルーヴルヴォイスがどこまでやれるかに注目。先行ナナミ、兵庫アイナを押さえる。

ツリーハウスは3歳特別でも好走していたが、東海ダービー2着で一躍脚光を浴びる存在に。前走ではB級古馬も軽くいなした。重賞でも牝馬同士なら決めたいところだろう。「古馬相手に完勝。中間もいい形でここまできている。距離もこれくらいがベストでは。ここを使って中央に移籍予定だし、有終の美を飾れるようアシストしたい」。

ミトノレオはここにきて重賞戦線で見せ場たっぷり。自分で動いて行けるようになったのがいい。好相性の笠松で惜敗のうっぷんを晴らす。「攻め駆けしますが、併せたこともありよく動きました。順調ですしダービー時の出来を維持しています。速い時計の勝負に対応できるかが鍵ですが、期待感を持っています」。

メモリードルマンは前走がアテにならない馬だが、認定勝ちや笠松でもラブミーチャン記念2着と力があるのは確か。出来は着実に上向き。この顔ぶれなら。「時季的なものもあって徐々に上向いてきたよ。追い切りも時計通りの動きだった。ただ、動き過ぎたきらいがあるし、ゲート内の所作が悪く発馬が安定しない点も不安材料。うまく追走できればとは思うが…」。

ルーヴルヴォイスの前走は前が止まったこともあるが、交流戦でもひと脚使っているだけに注意は必要だろう。距離も味方にできそうだ。「交流戦の流れを体感したことで速い流れに対応できるようになった。距離を延ばして着順を上げてきた馬だし、少しの展開利があれば」。

ナナミは前走は最後止まってしまったが、距離にメドは立っている。ツリーハウスがやれるのならこの馬でも…と考えるのは自然だろう。「この距離だとしまい甘くなるが、人気馬と勝ったり負けたりの成績だからね。スムーズな競馬ができれば善戦も可能では。ブリンカーを試そうかと一考しているところ」。

アイナは切れるというよりしぶとく脚を伸ばしてくるタイプで、距離は長い方がよさそう。傑出馬不在の顔ぶれなら地域格差がモノを言う? 「今回は意識的に間隔をあけて、ここ目標に調整してきた。輸送の心配はないし、距離もこなせるだろう。メンバーは強そうだが、おしまいどこまで詰めるか楽しみにしている」。

おすすめ買い目

馬単 8→7 7→8 8→1 1→8 8→2 8→3 8→6

 

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