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2015年7月 1日   スパーキングレディーカップ  (川崎競馬)  

川崎競馬   第11レース   女王サンビスタは譲らない
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

kawasaki04.jpg【中央所属馬の評価】
女王サンビスタはJBCレディスクラシックを筆頭に、牝馬のダートグレード競走4勝。前々走のマリーンカップでは2着トロワボヌールに4馬身の差を付ける圧勝だった。前走のかしわ記念は牡馬相手のJpn1で、先着した顔ぶれからも健闘といっていい。牝馬同士のここは58キロでも負けられない。

トロワボヌールは好位、中団から鋭い末脚を繰り出すが、対サンビスタでは分が悪い。前走は牡馬相手のさきたま杯で、この馬には忙しいと思われた1400mを上手く捌いて2着は価値ある。左ダートは【5-4-0-0】なら、やはり相手はサンビスタだけ。

サウンドガガは昨年の勝ち馬。ハイペースで逃げ、終い二の足を使ってクビ差しのぎ切った。前走は叩き2戦目の京都1200mを逃げ切り、前走以上のデキでここに臨む。同型不在で展開は有利だし、鞍上もこのレース4勝。

G1馬メイショウマンボが登場。オークス、秋華賞、エリザベス女王杯と格ならこの馬が文句なしの最上位。最近1年は2ケタ着順続きで新境地を探るダートだが、小回り、1600m、ナイターと克服すべき課題は多い。

【地方所属馬の評価】
地方勢の1番手は名古屋のピッチシフターだろう。牡馬相手のサマーチャンピオン2着、そして前走のかきつばた記念2年連続4着、しかも今回が叩き3戦目。川崎は初コースで、左回りダートも盛岡で7着だが、サンビスタから1.7秒差なら悪くはない。前走からの上積みに期待したい。

JRA4勝のトーセンベニザクラ。しかも全て1600mは好材料。転入初戦を叩かれ2戦目のしらさぎ賞3着、そして前走のさきたま杯はノーザンリバーの1.7秒差6着。改めて牝馬同士のここで期待。

船橋のカイカヨソウは昨年のマリーンカップ3着、そしてこのレース4着だが、以降この馬らしさが感じられないレース振り。課題のスタートが良くなってくれば。

川崎のナスタイザンはJRAから通算【0-4-1-12】の未勝利馬。

笠松のタッチデュールもさすがにこのメンバーでは厳しい。

高知のクロスオーバーはダートグレード競走は【0-0-0-12】と苦戦続き。

大井のシャークファングは休み明け2戦叩かれ良化確実も、このメンバーでは通用疑問。

船橋のショウナンガラシャは今回が重賞初挑戦になるが、いきなりこの相手では…。

【解説者の予想】
牝馬のダートグレード競走ならサンビスタが中心だろう。牡馬相手のG1でも好勝負できる能力は、牝馬限定戦では頭ひとつ抜けている。
相手もトロワボヌールが有望だ。左回りダートは連対パーフェクト。サンビスタ以外には負けられない。
昨年の覇者サウンドガガは絶好の3番枠で同型も不在、あとは逃げてどこまで我慢できるか。終い混戦ならピッチシフターにも出番が。メイショウマンボは半信半疑で。

◎サンビスタ
○トロワボヌール
▲ピッチシフター
△サウンドガガ
△メイショウマンボ
△トーセンベニザクラ

おすすめ買い目

馬単 7→2 7→8 7→3 7→6 7→9

 

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