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2015年6月24日   帝王賞 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   万全ならホッコータルマエが王者の貫禄
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi23.jpg【中央所属馬の評価】
昨年はドバイ遠征後を休養に充てたため、2年ぶりの出走となるホッコータルマエ。大井2000mのG1は3勝しているだけに、今更適性を論じる必要はない。問題は当日の状態だ。帰国後は帝王賞に目標を定め、栗東の坂路で入念に調整。速いタイムもマークしており、状態は万全と見ていい。当日の気配に注意したい。

クリノスターオーは平安S、シリウスS、アンタレスSと重賞3勝は1800~2000mの中距離。地方競馬は初参戦となるが、血統、実績は文句なし。あとは大井の馬場と初ナイターがどうかだけ。

ワンダーアキュートは昨年の勝ち馬。前走から和田竜二騎手に手が戻り、かしわ記念を快勝。昨年はホッコータルマエ不在の利もあった。一昨年は3着で今年決着を付けたいところだが、ホッコータルマエはドバイ帰り。相手の状態次第では連覇の目も。

クリソライトは大井2000mでジャパンダートダービーに勝ち、東京大賞典は8着、それぞれ内田博幸騎手、戸崎圭太騎手が騎乗しての結果だから、当時の力差もあったか。今回は帝王賞4勝の武豊騎手が騎乗する。日本テレビ盃、ダイオライト記念等に勝ち、当時よりも力を付けた今なら、の期待も。

ニホンピロアワーズは一昨年ホッコータルマエの2着など、大井2000mは3戦し2、3、4着。名古屋グランプリ、ダイオライト記念からも本来は距離はもう少し長い方がいい。8歳馬でも衰えはなく、先行馬向きの今の馬場は合うはず。

【地方所属馬の評価】
地方勢の中心は大井のハッピースプリントだろう。前走のかしわ記念は宮崎光行騎手に手が戻り、結果3着だったが一旦先頭に立ち場内を沸かせた。大井2000mは東京ダービー1着、ジャパンダートダービー2着、東京大賞典4着。今回改めてこのレベルでの適性を問われることになる。

浦和のトーセンアレスは地方重賞2勝だが、マイル以上のダートグレード競走では【0-0-1-4】で浦和記念3着が最高。東京大賞典1.8秒差6着、川崎記念1.8秒差6着と掲示板まであと一歩が壁。

ユーロビートはJRA在籍時を通じ、勝ち鞍全てが2000m以上。しかも今回がダートグレード競走初出走でいきなりのJpn1。このレベルでどこまでやれるか、今回は様子見か。

以下は苦戦か。浦和のジョーメテオは転入後、基本的には短距離からマイルで好成績。1900m以上の距離は【0-0-0-2】と長い。

高知のリワードレブロンは前走オグリキャップ記念をひとまくりで快勝。ただ、地方全国交流レベル止まりで、ダートグレード競走は【0-0-0-8】と苦戦。

笠松のタッチデュールは意欲的な挑戦が続くも、ダートグレード競走では厳しいレースが続く。大井も【0-0-0-4】と合わない。

名古屋のサイモンロードは2013年に名古屋大賞典4着、かきつばた記念3着と健闘しているが、以降ダートグレード競走では不振。3月の名古屋大賞典も5着と健闘したが、それ以上は厳しい。

【解説者の予想】
ホッコータルマエがドバイ帰りで本領発揮できるか否かが焦点。坂路を中心に意欲的な調整を積んでいるが、それでも不安は拭えない。とはいえ実力最上位は明らかで外すわけにはいかない。
初の大井に対応できればクリノスターオーに魅力ある。充実の5歳、中距離適性、先行力。一気に突き抜けるならこの馬。
前走で健在振りをアピールしたワンダーアキュートの連覇も、ホッコータルマエ次第では捨て切れず、一考の余地あり。
クリソライトニホンピロアワーズも手堅い相手候補だが、かしわ記念からも、今回一角崩しの期待大なのが大井のハッピースプリント

◎ホッコータルマエ
○クリノスターオー
▲ワンダーアキュート
△ハッピースプリント
△クリソライト
△ニホンピロアワーズ

 

おすすめ買い目

馬単 1→8 8→1 1→6 6→1 1→9 9→1 8→6 6→8 1→5 1→10

 

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