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2015年6月18日   サマーカップ(SP3)  (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   引き下がれぬノゾミダイヤ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu02.jpg タガノジンガロの来笠で戦々恐々の東海勢だが、それでもノゾミダイヤには大将格として迎え撃ってもらわねば困る。中央の格からすればアイファーソングも見せ場があっていいだろう。前走が強かった金沢トウショウプライド、名古屋で生まれ変わったワンダフルタイムがどこまでやれるかにも興味。

 ノゾミダイヤはオグリキャップ記念は距離というより出来や日程面の方が大きかったか。ここは狙ってきた一戦。2走連続の1400mなら、得意の笠松コースなら距離がどうこうは言ってられない。「単走ではこんなものだよ。いつも通り少し遊ぶような面を見せていたね。ただ、4月当時に比べると出来は持ち直しているし、今のところ暑さの影響も見られない。得意コースだけに頑張ってほしい」。

 アイファーソングは昇り馬も寄せつけなかった。さすがは元中央のオープン馬だ。この日程で使えるのも何より。タガノ相手でも行ってしまえば? 「追い切りの動きは予定通りで、まずまずでした。相変わらず元気のよさを見せていますし、ここも自分の競馬をするだけです」。

 タガノジンガロはご存じ14年かきつばた記念の勝ち馬。地方の交流グレードで①⑦③④③着だし、地元馬同士のレースは6戦6勝である。地区交流レベルなら負けられない!? 「前走後はいつも通り育成牧場で調整。8月の佐賀・サマーチャンピオンに向けてのステップとなるが、帰厩後の追い切りは好時計で文句ない動きだったし、ある程度の仕上げはできた。ここは先を見据えて自分のペースで競馬をしたいと考えているが、地方馬同士なら負けられない気持ちで臨むよ」。

 トウショウプライドの前走はB級だが着差以上の楽勝。冬期交流で名古屋のAー2を勝っているだけはあった。差してこられるのも魅力だ。「前走はスタートで遅れましたが、その後よく盛り返して強い競馬をしてくれました。中間はここを目標に調整、体調は引き続きいいですよ。相手はそろっていますが、この馬の走りでどこまでやれるかですね」。

 ワンダフルタイムは名古屋に来て一変。逃げた3勝は別次元だったし、控えて格好つけたように一介の逃げ馬でもなさそう。相手は上がるが要注目。「一杯には追い切っていませんが、この馬なりに体調は良さそうです。ただ、かなり骨っぽい相手になりましたね。どこまで戦えるか、力試しの一戦でしょう」。

おすすめ買い目

馬単 9→7 7→9 9→1 1→9 7→1 1→7

 

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