Odds Park 競馬

オープン実績上位馬が揃った今回の一戦だが、ここは前走の兵庫大賞典で高いパフォーマンスを見せたエーシンクリアーに期待してみたい。兵庫大賞典は２着だったが、負けた相手は交流グレード競走勝ち馬のタガノジンガロ。その兵庫総大将を相手に、２番手追走からロングスパートの真っ向勝負で最後までしぶとく食い下がり０秒３差。ジンガロに騎乗していた木村Ｊも「なかなか引き離せなかったので一瞬ヒヤッとしたね」とコメント。ここに来て更に力を付けてきた様子のクリアー、一般戦のここなら。エーシンサルサは、前走窮屈な場面がありながらも３着。今回は休み明け３走目、そろそろ本領発揮の予感。他では、フケが解消されたアランロド、堅実な末脚を見せるバレーナボス、走り振りに成長が感じられるサウスウインド。展開縺れればニシノイーグルの一発も。

エーシンクリアー…遠征競馬で良い結果が出せていた点を踏まえて、現地競馬となる園田の橋本忠厩舎から、輸送を挟む西脇の橋本明厩舎へ前回から転厩。前走の結果を踏まえると、その読みも正解だったようだ。この中間もシッカリ乗り込み消化。単走追い切りでは自身最速に近い時計をマーク。更に活気も増してきたように感じる。

エーシンサルサ…叩き２走目の前走は３着だったが、前半好位内の位置取りで競馬を進めるも、勝負どころから進路が無くなってしまい、仕掛けを待たされる展開だった。この中間は前走以上に意欲的な乗り込みを消化し、それに連れ気配も更に良化。一番走り頃の叩き３走目、スンナリと先行なら。

アランロド…六甲盃以降からフケの症状に悩まされていたが、その状況下でも前走の兵庫大賞典は３着。この中間追い切りは前回以上の動きを披露。陣営の話では、フケも漸く解消とのこと。前走以上のパフォーマンスが期待できそうな状況、一般戦のここなら好機も出てきそうだ。

バレーナボス…前走も発馬は悪かったが、向正面から積極的に動いて３着。昇級戦や落ち着いた先行有利の流れだったことを考えても、十分メドの立つ走りはできていたように感じる。あと少し流れる展開になれば。

サウスウインド…スローの上がり勝負になると、道中折り合い面の難しさが出てしまい、直線甘くなる場面が多かったが、前走はそんな落ち着いた流れでも直線しぶとく詰め寄り２着。着実に内容は良化中だ。

ニシノイーグル…冬場の勢いは薄らいできたような近走結果ではあるが、前走は上がり最速時計マーク、２走前の兵庫大賞典も６着ながら３着以降とは０秒２差。一般戦なら展開次第で浮上の目はある。