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2015年6月12日 パールオープン (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 実を取りに来た アップアンカー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
前走は2組といっても開催最上鞍。先着馬がノゾミダイヤ、トップフライアーなら、アップアンカーの3着は責められない。それに比べれば、そして来週の笠松・サマーCの想定メンバーを考えても、クリスタルボーイ、メモリージルバ、ノゾミカイソク、リバルドホープといった今回の顔ぶれの方がくみしやすいとみるのは自然だろう。
アップアンカーはこの厩舎がこの日程で使ってくるからには。実際、2走前に連闘で結果を出しているのも心強いし、引き続き距離もいい。「次回の笠松戦を視野に入れていたが、遠征馬を想定すると地元の方が得策とみて連闘するよ。2走前は中6日で結果を出しているから日程面の問題はないし、前走の上位勢が抜ければチャンスはありそう」。
クリスタルボーイは休養明けで行けなかったとはいえ前走はいただけない。年齢的なものもあるのかも。だが、攻め馬ではいい動きを見せているし、実績はもちろん上位。2走目、そしてハナなら変わるかも。「直前の追い切りはゲートから出して気合を入れました。完調にはいま一歩でも、叩き2走目でその状態に近づいていると思います。ここは変わり身を期待です」。
メモリージルバは相手関係や内があいたこともあるが、走りっぷりが違った前走。最近の名古屋は伸びずバテずだが、あれを見せられては狙わぬわけにはいかない。「笠松戦は器用な一面が見られたが地元であんなレースができるかとなると…。1400mも得意とはいえないし、アテにできないよ。暑くなっていいタイプではないが、今のところは問題なく、まずまずだけどね」。
ノゾミカイソクは笠松ならと続けて出張も不発。テンに行けぬこともあるが、どうも最近はアテにならない。出来自体は悪くないはずだし、力的にも通用していい馬だが。「馬任せで追った動きは及第点だろうし、調教の感触は悪くない。とはいえ最近は本来の行きっぷりではないし、地元の1400mではちょっと荷が重いね。展開に恵まれないと」。
リバルドホープの前走は5頭立てでも強敵ぞろい。さすがに一角崩しはならなかったが、高速決着にもついて行けた方だと思う。1組だが、今回のメンバーならもう一歩前進があっても。「前走もこの馬の時計だけは走っているし、やはり1400mは短過ぎるよ。そこそこまでかもしれない」。
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