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2015年4月 9日   山桜特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   未完の大器 スリーマキシマム
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya07.jpg 気性的に粗さのあったスリーマキシマムだが、今では安定感抜群の一頭に。陣営はまだフワフワする面を気にしているが、裏を返せばその点にさえ注意していけばということ。新顔ピンクノサイロがハリ明けで距離への不安がなきにしもあらずだけに、5連勝の期待は大だ。以下イワクラギンガドニゼッティホウライナデシコナムラユキヒメは帯に短しタスキに長し。

 スリーマキシマムはパンチ力に定評のあった馬が気性的な成長を見せ安定感を増した。少し上がるが、何とかなっていいメンバーだ。「成績通りで今は走りがいいし、このクラスでもヒケ目はないよ。ただ1頭になると気を抜いてフワッとするから、早めに先頭に立つことは避けないと。しっかりした先行馬がいると組み立てやすくなるけどね」。

 ピンクノサイロは笠松の3歳特別勝ちはともかく南関東の内容からは通用していいはずだが、今回はハリ明けで仕上がり具合と距離が鍵に。「最終戦の直後に入厩しましたが、馬体の回復を図る意味もありハリをして息を入れました。戦績からしてこの条件ではどうかと思いますし、まだ良くなる余地のある状況ですからねえ」。

 イワクラギンガは差し脚を身につけ秋から息を吹き返した。最近はやや足踏みの感もそこそこには来ているし、この相手ならというところはあるので。「力的にちょっと頭打ちというのが今の状況かなあ。引き続き状態はいいからそこそこにはまとめられると思うが、勝ち負けはねえ」。

 ドニゼッティは3走前は見せ場があったが前走は3角まで。好調時のすごみが薄れた。逃げか2番手で運べた場合にどうかといった感じに。「まずまずだろうね。ちょっと伸び悩んでいる状況だが、もう少し積極的に運べば違った走りができる可能性はあるかな」。

 ホウライナデシコは控えてもひと脚使えるようになった。ただ、その形だと勝ち切るまでは…。そういう意味では逃げか2番手が理想だが。「控えてもひと脚は使えるようになっているから、最近はそういったレース運びをしている。状態に変わりはないから、展開が向けばかな」。

 ナムラユキヒメは3走ぶりにこの馬らしくしぶとく流れ込んだ。自分で動いてマクるのはともかく、あれくらいなら常に注意が必要だ。「これから暖かくなって良くなる余地を残している。現に前走は掛かりが良かったし、その兆しが見えた内容だった。大崩れはしないはず」。
 

おすすめ買い目

馬単 7→1 1→7 7→4 7→3 7→8 7→5

 

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