Odds Park 競馬

園田1230ｍ短距離戦は特殊なコースで初戦や不慣れな馬はスタートで後手を踏みやすい。それでも好センス秘める転入初戦マイアリエスの能力に期待したい。叩き３走目で上げ潮ムードのユキノシーザーが相手筆頭でスムーズに先行できれば押し切り有望か。パラマンボハーバーも距離さえ克服なら決め手で迫れる。エクサイティングは相手なりだが安定感は十分に買える。

◎マイアリエス…ＪＲＡでは２走するも大差遅れになってしまっており、笠松競馬で３走前に交流戦を勝ったとはいえ時計が平凡だし２着馬も現兵庫で最下級クラスに編入中…と、実績面だけを見ると良いところが少なく編入条件もかなり厳しく感じる。それでも本命にしたのは転入してきてからの上昇度。ゲート試験や追い切りの動きからこのクラスでも十分に対応できると判断、初戦から狙っていきたい。

○ユキノシーザー…２走前の休養明けは５着に沈んでしまったがシッカリと先行できたし、かなりの余裕残しの仕上がりからも却って同馬の競走センスの高さを再認識できた。叩き２走目の前走は粘りを増しての２着と良化をシッカリ示せたし、中間の攻め気配や動きから叩き３走目の上積みもある。得意距離で仕留めたいところ。

▲パラマンボハーバー…クラスが上がってきた影響か少し勝ち馬との差が開いてきたのは気掛かりだが、それでも後方から鋭い決め手を発揮して上位争いできている。差しタイプだが短距離戦は合いそうな感じがあり、ややもすれば短差しの可能性まで秘める。晴雨兼用で馬場不問なのも強みで差し切りまで十分に可能。

△エクサイティング…あとひと押し足りないものの近走は好内容を続けており、調教の気合良い動きからも休養明けからの順調な良化を感じ取れる。馬場は不問だしどんな展開になっても対応できる安定感が強み。激しい先行争いが予想されるレースだけに自在性を生かせれば勝ち切るチャンスあり。

×ダイワルーブル…これまでの成績や近走内容からも道悪とそうでない時の場合の振り幅が非常に大きく、道悪馬場に特化したタイプと言っても過言ではない。先行力があり短距離適性は高そうなので短距離戦はプラス材料に働きそうだ。前日の雨がシッカリ残れば浮上の目は十分にあるだろう。

×エールビスティー…これまでのレース振りから短距離戦は合うので、引き続き短距離戦に照準を合わしたローテや中間の調整には好感を持てる。道悪はやや減点材料なだけに当日の馬場状態は気になるが、よほどの道悪にならない限り後方からの浮上は確実にしてくるだろう。