Odds Park 競馬

ズラリとそろった前走１着馬の中でも、すでにこの条件で差のない競馬をしたことのあるフジサンマーケット、ミツアキダイチャンを上位視。先行タイプが多く展開的には後者という感じだが、今の充実ぶりなら少々厳しい流れでもとあえて前者を少し上にしてみた。逃げたときのマルヨラピドに注意。インパルスガール、フドーシン、ラヴァーズタイムも圏内。

　フジサンマーケットはＳになっているが２走前の流れは決して楽でなかったはず。それで０秒４差なら。28秒台連発と時計的にも優位感。「好時計の連発だし、元気が良過ぎて毎日大変だよ。だんだん相手は強くなるが、まだ底を見せていないしどこまでいけるか楽しみ」。

　ミツアキダイチャンは１月22日戦では最先着と、決め手はＣ級屈指の存在。そんな馬が前走のような競馬もできるとなれば鬼に金棒だ。「１開催スキップしたが、追い切りはほぼ予定通り。体調は上々だよ。２走前のように抜けた出張馬もいないし、何とかしたいところだね」。

　マルヨラピドは転入３走目に際どい３着になってからは強い勝ち方を見せつけることしばしば。そういう流れに持ち込めれば特別でも。「前走は楽な競馬だったので全くダメージも残っていないし、調子は申し分ないよ。1400ｍだし、自分のペースで競馬ができれば」。

　インパルスガールはモマれる形になった場合にどうかだが、崩れたのは１月22日戦だけ。特別２走目なら激流にも耐えてみせる。「休養効果で馬体も戻ってきたし、いい意味で平行線といえるね。２走前のように抜けたのもいないし、十分チャンスはあるとみている」。

　フドーシンはこれで笠松は３戦２勝。ここでの走りを見ると特別でもと思えてくる。時計も相手なりに詰められるはずだ。「笠松の相性はいいですね。前走は普段より落ち着きも見られました。今回も相手関係だけでしょう」。

　ラヴァーズタイムは気性的に乗り難しい面はあるが、転入当初よりくっついて行けるようになってきた。４走前以上を目指したい。「矯正具効果で走りは安定したが、乗り役泣かせの馬。これだけ相手がそろうと正直なところ外枠が欲しかった。うまくさばけるかどうか」。